昨日からすっかり無水エタノールにハマってます。
エタノール、いわゆるアルコールですね。
お酒にはいろいろ違うものが含まれてますが、
今使ってるのは無水エタノール。
エタノール濃度99.5%以上のしろものです。

どこで買えるかというと、普通に薬局で売っています。
小さいころ、過酸化水素水と二酸化マンガンで酸素を出したくて、
薬局に行ったらオキシドールだと過酸化水素水に違うものが入っていて、
二酸化マンガンは置いていないと言われました。
需要がないんですね。

無水エタノールも同じことになるのかな?とあまり期待しないで
マツキヨに行ってきたのですが、普通に出てきました。
お値段1000円ちょい。

ちなみに後で調べて知りましたがアマゾンでも購入できるみたいです。


無水エタノールP 500ml【HTRC3】

そもそもどうして無水エタノールを買うことになったかというと、
パソコンのコンデンサが液漏れしてたのです。
この液漏れの液は電解液で、基盤を腐食させちゃうらしい。
それは困ったと調べていたら、無水エタノールできれいにするのがいいらしい。
消毒用エタノールだと、水が入ってるから電気製品には良くないらしい。

ちなみにアルコール=消毒かと思っていましたが、無水エタノールは消毒には
向いていないみたい。
揮発するのが早すぎて、効果が出る前に揮発しちゃうらしい。
後、水分を奪うのでお肌にもよくないみたいです。
手袋つけないで使っていたら手がカサカサして皮がむけてきました。

蒸留水で80%に薄めると消毒用に使えるみたいです。
と言っても人体には使わない方がいいらしい。
水分を奪うという性質が曲者みたいですね。

後、精製の過程でベンゼンが使われるそうです。
ベンゼンは残らないらしいですが、発がん性のある有害物質として、
WHOから指摘されています。

面白いのは、エタノールなので酒税がかかるみたいですね。
そこで、イソプロパノールを混ぜて、わざと不純物入りにすると、
酒税を逃れられるらしい。
これが理由でエタノールIPというものが使われるらしいです。
IPはイソプロパノールですね。

Amazonで見てもお値段が全然違います。

無水エタノールP 500ml【HTRC3】 1,040円(2013年10月28日現在)

消毒用エタノールA 500ml 999円(2013年10月28日現在)

消毒用エタノールIP「ケンエー」 500ml 【第3類医薬品】698円(2013年10月28日現在)

酒税高い・・・。

~2012年12月12日追記~
無水アルコールと酒税について調べてみました。

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電解液は固まっちゃうとなかなかきれいに拭けませんが、
ちょっと漏れてるくらいだと面白いくらいにきれいにできます。

よく考えたら揮発するから、水拭きできないものも拭けるんだよな。
水またはアルコールで拭いてくださいって書いてあるなと、
あれこれ拭いてみました。

テレビやらディスプレイやらキーボードやら・・・
全部新品同様にピカピカになります。
テレビなんて眩しすぎて見られなくなる位。

尚、一部のプラスチック(塩化ビニル?)は溶けちゃうらしいので自己責任で。
ラッカー系の塗装も剥げます。
分かっていて使う分には余計なところについたスプレーの跡なんかもきれいにできます。

水<エタノール<うすめ液

の順番で塗料の溶媒として作用するようです。

ふと・・・激落ち君でも落ちなかった、玄関のドアの汚れが気になりました。
ん?これって無水アルコールで落ちる?
ゴシゴシやったら見事に落ちていきます。
今までの掃除はなんだったんだ!と思える程の落ち味です。
ドアがビフォーアフターしています。

調子にのってゴシゴシやってたら、塗装が剥げてしまいました・・・。
やりすぎは禁物。
軽く拭くときれいにもなるし周りの塗料が溶けて小さいひっかき傷も埋めてくれます。
加減が難しい・・・。

ちょっと気になるレベルで塗料はがしちゃったので、似たような色見つけてきて
スプレー中。
ちょいと面積が広いけど、塗装覚えたのでわかんないくらいにはできるハズ。
そもそも最初からすっごい汚れてたし、きれいに塗装するんだから文句ないでしょ。
とドア塗装とか賃貸でやっていいのかちょっと疑問に思っているもとでした。


~2012年12月12日追記~
無水エタノールでキーボードのお掃除をしたので記事にしてみました。
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