サンデーピコチーノ@神山 | ヴィーガンスイーツ通販サイト"RawSweetsLabo ロースイーツラボ"

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昨日は、神山のチーノ農園さんのところでの販売会「サンデーピコチーノ」に出店してきました。




道の駅から見た神山の風景がとても美しく幻想的でした。
電線がなければ、もっといいのにね(^_^;)

今月はタイラーメン屋さんが出店していたので、大にぎわいでした。


そして、「紅(?)社」さんの古本とつげ義春の手ぬぐい!
つげさんの手ぬぐいを販売しているのは、日本でココだけだとか。1,500円で販売しています(´∀`)


私は今ちょっと江戸川乱歩の本を読みたいと思っていたのですけど古本の中に見つけまして、これぞ古本の醍醐味を味わいました(´∀`)

かならず探している本があるのが古本屋さんですよネ。

いろんな人が来て、ものすごいにぎやかでした。


小学生の女子たちが、熱心にかるた取りの練習をしていました。「ちはやふる」の熱心なファンみたいです。百人一首こんな風に身に付いていくのっていいですよね。マンガは偉大!!


今回は、ローチョコトリュフの他に、
チーノさんの生姜やはっさくを使ったクッキーや、豆ちよさんのコーヒーをいれたシフォンケーキも焼きました。



サンデーピコチーノは焼き菓子が作れるという楽しみがあって、先月、今月と本当にわくわくしました。
こじんまりとしたマーケットで、気持ちよく過ごせる空間で、自分の焼いたお菓子が売れるのが、本当に幸せなことでした。

が、外でのスイーツの販売はこれで終了することになりました。
なんかもう本当にタイムリミットで(´∀`)
これから少し身を潜めて次の段階に向けて、精進します。

昨日、販売会の後、チーノさんのところで親しい人たちが集まって食事会をしたのですが、その準備をしている時に、ある方が訪ねてこられました。
一緒に食事会に参加するのかなと思ったら、ただ注文していたパンをとりにきただけ、ということで挨拶だけしにきてくれたのです。
私はもちろんその方をずっと前から知っていたのですけど、
あまりに久しぶりすぎて向こうの方は私と分からなかったようでした。

私にしてもそれほど話をした訳でもなく、むしろその方の亡くなられたご主人の方とは、「六ヶ所村ラプソディー」の上映会を含め、いろいろとお世話になり、亡くなられた後でも未だによく何かの折りにふれては思い出すような関係の方たちでした。

また改めて、ご主人が亡くなられた前後に起こったいろいろな出来ごとを思い出し、なぜ、今ここでその方に会ったのか・・
と、いろいろ思いを巡らせているうちに、そうだ、その当時まだご存命中のご主人と、その方が、初めて店に訪ねて来てくれた時のことを思い出しました。もう10年以上前になるかもしれません。
「ぼくたち神山に移住してきたのです」と言われて、その時初めて「神山?」と思ったのでした。

それまでは上勝に足しげく通っていたので上勝にはご縁があっても、神山とは何のつながりもありませんでした。
でもそのご夫婦が「神山に移住してきました」という言葉で、「神山・・」と思ったものです。

それから時間が経っていろいろなことがある中で、特にこの1年間でおーがにっこマーケットに関わっているうちに随分神山が近くなりました。メンバーがほぼ神山の人たちで、自然と神山に足を運ぶことが多くなり、それに付随して神山に住んでいるいろんな人と次々出会っていったのが大きいと思います。

そもそものおーがにっこマーケットに出店する人を探している中で、一番最初に出会ったのはチーノさんたちだったのですけど、チーノさんは、そのおーがにっこマーケットに、出店してみないか?と声をかけてきてくれたのは、昨日訪ねてこられた方の、今のご主人だそうです。

もしそのご主人がチーノさんに声をかけなければ、私たちは出会っていなかったかもしれません。

それを聞いて、ああ、本当に、こうして巡り巡って今のこのご縁があるんだ、と悟りました。
もうそれは何年も前から、いつかそうなるように、と少しずつ準備されてきたことだったのかもしれません。
そういうことは、このことに限らず、人生の中でいつも起こっていることであって、どの人にも起こりえることなのでしょうから。

そのことを気づかせてくれるために、昨日、私はその方に会ったのだろう、と思います。
何となくそれで一区切りついたような気持ちにもなりました。
これからもまたいろいろなことが起こり、それがいつかまた何かにつながって行くのでしょう。
人生は面白いですね(´∀`)