消費増税の影響により、可処分所得が減り、レジャー費が益々減っていく状況です。
競輪においても、1991年のピークから売上が下がっていくのに追打ちがかかるわけであり、
ファンを惹きつけるには、選手もただ競走に臨むだけではもう厳しい時代になっていると感じます。
既存客を満足させるだけでなく、新規客を獲得していくことがここずっとの課題であり、
選手其々も現状を把握し、早急に動いていく必要性があります。
他のスポーツ団体について、勉強も兼ねて実際に体感してきました。
まずは、オリーブガイナーズ(四国アイランドリーグplus)。
ホーム開幕戦に行ってきました。
試合中の実況がいい感じに高揚させてくれて、応援に力が入ります。
5回終了後には抽選会、7回にはジェット風船、その他適宜小イベントがありました。
試合は大差で敗北でしたが、試合直後に選手総出でお見送り(握手、サイン、募金活動など)で、
かなり選手に近接出来ました。
特に子供は喜んでいて、色紙やボールにサインしてもらっていました。
次は、同じ公営競技である丸亀ボートレース(丸亀競艇)。
開催中でなく、ペアボート試乗会に参加しました(本場開催にも何度も行っていますが)。
簡単な説明を受けた後、ヘルメットとカポックを装着しました(エエ感じに高揚)。
そして選手と共に乗艇し、軽く周回した後にそのまま模擬レースを体感しました。
水面を滑走しながらの大時計に合わせてのスタートや1Mのターンは完全に興奮状態でした。
選手がよく言う、水面が硬い/ターン時のカカリなど、実際に体感してみてよく分かりました。
最後に、スリット写真、サイン色紙、クオカード、場内で使える優待券を頂きました。
(数日後、それを持って本場に行きました。)
この2つから、選手と接すること、その競技を体感することが物凄く自分には好感を持てました。
(ガイナーズは、少年野球教室等で、直接子供と選手との交流がある模様。)
本場で臨場感を味わうことが、これほどにも興奮するんだなと改めて感じました。
自分なりに、競輪を体感するイベントをブログ書きながら考えてみました。
(旧観音寺競輪場でやりたいな。)
10時~と14時~の2部2時間程度で、各9名参加。
説明を受け、各自がヘルメット、車番ユニフォーム、プロテクターを装着する。
ピストレーサーに乗り、退避路→内外線間→バンク最上部へ走行する。
小休憩の後、敢闘門から号令の後、入場曲つきで9番車から入場し、発送機にセットする。
「構えて」の号令でハンドルを握り、実際に発走する(誘導員もあり)。
流石にそのまま競走は出来ないので、何周か回って鐘を鳴らし、適宜降車する。
その後、70km/hを体感する為、バイクの後ろに乗ってもらい、何周か走行する。
(安全面的に厳しいが、スピードや空気抵抗を是非とも体感して頂きたいので何とかしたい。)
最後に選手と話したり、イベント中の各参加者の写真をプレゼントしたり。
(勝負服に着替えた状態、乗車中や発走機上等を適宜撮影し、合間にプリンターで印刷しておく。)
(あと、ローラーに乗ったり、検車場での自転車組立を見たり、、競輪を体感して頂きたいです。)
上記は一例として・・・色々と関係団体や人員、経費等で実現は厳しいと思いますが、
本場で、実際に、“競輪を体感”できるイベントをしてもらいたいです。
競輪場の施設を直したり、競走の枠組みを見直したり、
ハード面の見直しによる顧客獲得に多くの経費がかかって実現不可(B/Cが不明瞭)ならば、
選手、施行者が動いて、ソフト面でのアピールをしていくのが現実的な一つの策だと感じます。