あなたが出したアイディアそのものの、価値を計る方法
こんにちは、イナミネです。
アウトプットは掛け算から成り立っているという記事を書きました。
企画 x 実行 = 成果
企画については、いろいろ語ってきたので、今度は実行について述べます。
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良いアイディアを思いついたとします。
たとえば、特許になりそうなくらいのよいアイディア。
これに価値はあるでしょうか?
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答えは「ありません」。
メーカに勤めていると、特許を買わないかという売り込みの郵便が来ることがあります。
また、最近は旧帝国大学といわれるような名だたる大学も、先生が開発した技術や特許の紹介を盛んにおこなっています。
しかしながら、特許が本当に価値を持つのは、それが具体化して、どのように使われて、どのくらいの富を生むかがはっきりしてからです。
つまり、特許にはモノづくりや、その特許が当てはまる事業があってこその価値です。
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特許 x ものづくり = 価値
発電や送電の電力の技術はエジソンがたくさん特許をとりつつ、実際にGEという事業会社を興したことで価値をうみ、値段がつけられるようになれ、その評価が定量的にできるようになりました。
コンタクトレンズの素案は16世紀にレオナルド・ダビンチによるものだそうですが、製品を起したのは1892年になってからです。
それまで、コンタクトレンズのアイディアには価値は付かないということなのです。
ダビンチには一銭も入りません。
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企画やアイディアには、実行が伴わなければ価値を生みません。
逆にアイディアがたいしたものではなくても、実行力が高ければ掛け算なので、ものすごい価値を生みます。
同じ株を売っていても、底辺の営業マンはカツカツの生活ですが、トップ営業マンは100億円の収入があります。
公表されていた最後の長者番付は、この100億円の年収の外資系の証券会社の社長でしたね。
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実行力を上げることはそれだけで、価値なのです。
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