仕事の報酬に、金は払わない?
こんにちは、イナミネです。
昨日は節分で、近所の神社では豆まきをしていました。
例年行われているようで、子供たちはたくさんの甘い豆やお菓子をもらって喜んで帰ります。
今年、我が子は残念ながら、学校が早く終わらず、参加できませんでした。
ちょっとがっかりしていた様子でした。
■■■■
さて、話は変わります。
仕事をしたら、報酬をもらいたいのは当たり前です。
モノを売ったら、代金を払ってもらいます。
会社間はそれで成り立っています。
■■■■
一方、個人はどうでしょう。
今日の作業をしたら、それなりの評価がほしいでしょう。
大きな作業をしたら、大きな評価がほしいでしょう。
しかし、それは「作業」=「報酬」という構図から出られないので、作業を頼んだ側は発注者、受けた側は作業をしただけです。
■■■■
でも、本当の報酬は、「喜んでもらえること」です。
皆さんも、覚えがないでしょうか。
たとえば、仕事に対して、いろいろ創意工夫をして、上司や同僚の期待を超えたときに、
「おお、ここまでやってくれたの」
「早かったね、助かるよ」
と言われたとき。
そのときに、高揚した気分を味わったことはないでしょうか?
「もっとやってあげますよ」
とか
「いつでも言ってください!」
とやる気に満ちた返答をしたことはないでしょうか?
■■■■
そんな精神論、と思うかもしれません。
でも、実際にはいろんな社会学の実験からも明らかなように、賃金を上げるだけでは、人の意欲に結び付かないのです。
■■■■
マネージャー目線としては、人に意欲をだしてやってもらうヒントです。
一方で、やる側の自分を鼓舞するヒントでもあります。
仕事に、お金やすぐにもらえる対価を期待しない。
心がけるのは
相手の期待を上回る仕事をする。
報酬は「おお、ここまでありがとう」というホメ言葉をもらうこと。
そのために、創意工夫をし、研究し、学習します。
このとき、働く相手は、お客さんでも、上司でも同じです。
それはつもり積って「評価され」「昇給」「昇進」「経験値のアップ」「外にアピールできる成果」という風に大きなリターンになります。
■■■■
仕事抜きでも、人は、他人に喜んでもらうことで、自分の存在意義を確認することができます。
自分を認めてもらうのは、ものすごい報酬です。
例えば、孫は笑ってくれるだけなのに、その笑顔をみたさで、おじいさん、おばあさんはお金や労力を惜しみません。
1円にもならないのに、「ありがとう」と言われたくて、重労働をした経験は誰でもあるでしょう。
お金じゃない、というのはそこにあります。
<関連記事>
・信頼こそ、高速化のカギ
・職場では恩を売れ
・憎い上司をどうしたらいいか
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大きな作業をしたら、大きな評価がほしいでしょう。
しかし、それは「作業」=「報酬」という構図から出られないので、作業を頼んだ側は発注者、受けた側は作業をしただけです。
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でも、本当の報酬は、「喜んでもらえること」です。
皆さんも、覚えがないでしょうか。
たとえば、仕事に対して、いろいろ創意工夫をして、上司や同僚の期待を超えたときに、
「おお、ここまでやってくれたの」
「早かったね、助かるよ」
と言われたとき。
そのときに、高揚した気分を味わったことはないでしょうか?
「もっとやってあげますよ」
とか
「いつでも言ってください!」
とやる気に満ちた返答をしたことはないでしょうか?
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そんな精神論、と思うかもしれません。
でも、実際にはいろんな社会学の実験からも明らかなように、賃金を上げるだけでは、人の意欲に結び付かないのです。
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一方で、やる側の自分を鼓舞するヒントでもあります。
仕事に、お金やすぐにもらえる対価を期待しない。
心がけるのは
相手の期待を上回る仕事をする。
報酬は「おお、ここまでありがとう」というホメ言葉をもらうこと。
そのために、創意工夫をし、研究し、学習します。
このとき、働く相手は、お客さんでも、上司でも同じです。
それはつもり積って「評価され」「昇給」「昇進」「経験値のアップ」「外にアピールできる成果」という風に大きなリターンになります。
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仕事抜きでも、人は、他人に喜んでもらうことで、自分の存在意義を確認することができます。
自分を認めてもらうのは、ものすごい報酬です。
例えば、孫は笑ってくれるだけなのに、その笑顔をみたさで、おじいさん、おばあさんはお金や労力を惜しみません。
1円にもならないのに、「ありがとう」と言われたくて、重労働をした経験は誰でもあるでしょう。
お金じゃない、というのはそこにあります。
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