朝の気温が1ケタ続きの松本。冬の足音がもうすぐそこ、です。
そんな中、この2週間ほどナッツさんと手をつないで登校しております。
片道10分足らずの通学路。
しりとりをしたり、学校であった事を話してもらったり。
正直、母にとっては超を超える忙しさなんですが、
そんな道すがら、ふと思い出しました。
ナッツさんが保育園児の頃。
毎晩お布団の中で「明日は行きたくない」と色々な理由を並べては泣き、
「お母さんと一緒に居る時間なんてちょっとしか無い!」と泣かれたあの頃。
朝、家を出る前の5分を削って、
近所の公園で5分だけのブランコをしたり。
保育園のお迎えの後、
家へ帰らずに、薄川の河原で買ってきたパンを食べて帰ったり。
そんな風に「ナッツさんのためだけの、小さな時間を作る」ってした事があったなって。
あの頃、今とは比べ物にならないくらい色々な事が苦しくて、
自分が何をしたいのか、何に悩んでるのか、そんな事も明確ではなかったけど、
そんな中で、「今、何か一つでも、出来る事はないかな?」
って問いかけを、自分にすることを教えてくれたのが、コーチングであり、
そして私にセッションをしてくれた この方 でした。
当時の私は、他人と自分の本心を話すなんて考えられない!
自分の弱いところなんて見せられない!
(と、意識すらしてなかった)そんな人でした。
だから、真紀ちゃんとのセッションも、1対1で向かい合うってだけで緊張して、
”良く見せなきゃ” ”コーチが望む答えを言わなきゃ” ”理想的な変わり方をしなくちゃ”
そんな気持ちで一杯でしたので、
コーチとして対してくれた真紀ちゃんもさぞ、やりにくかっただろう(´、ゝ`) と思います。
そんな、
ある意味表面だけでコーチングを受けていた私ですから、
感想で「良かったです!」と言うほど、その場で劇的に変わることはありませんでした。
(今だから言う。真紀ちゃんごめんね)
だけどね、ここから、大事です。
そうやって私がガチガチの心で、表面だけで受け取ろうとしていたセッションの中で
真紀ちゃんから受けたいくつかの質問。
その質問が、時間を経たある日、ふと心の中で芽を出すんです。
「私、どうしてこれをやっているんだろう?」
「私が本当に望んでる事って、なんだっけ?」
セッションの中で、真紀ちゃんが与えてくれていた質問の種。
それが時間をおいて、私を見つめなおす問いかけをしてくれる。
優れたコーチって言うのは、
そんな風に未来に芽吹く質問の種を、心の中に蒔いてくれる人なんじゃないかな、って思います。
例えその場では、受け取る側にまだ準備が出来ていなくて、
何も受け取れなかったような気がしたとしても、
その種はちゃんと埋められていて、必要な時期に芽を出すんだとも。
どう?どう? ちょっと受けてみたくなったでしょ? ( ´艸`)
とは言ってもね、
コーチングのセッションを申し込みするなんて、勇気がいる。
一対一なんて緊張しちゃうし、何を話したらいいか解らない。
と、当時の私のように逡巡している方もいらっしゃると思います。
来る11月9日(月)と12月1日(火)、
募集人数: 11月、12月とも1・2名
皆様のご参加、お待ちしています~♪