『ミス再婚』3/22(水)夜 博品館劇場 | レ・ミゼラブル貧乏

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さいこん

人生に焦りを感じ、「再婚した~い」と決意するバツイチの臨床心理士・高嶺希美( 香寿たつきさん)と、
3人の個性的な男性(安崎求さん平澤智さんパク・トンハさん)との3つのエピソードがメインストーリー。
『ミス再婚』は妹・高嶺礼子(成瀬こうきさん)が希美につけた仇名。
1幕は韓国系企業の2代め坊ちゃん社長・金強民(パクさん)、
「強盗慶太」こと後藤慶太(平澤さん)とのお話で。
2幕はギャンブル依存症で大借金を背負ったニセ占い師(安崎さん)とのお話。
役者さんが全員芸達者な方ばかりなので見応えはありますし、台本自体も面白いです。
ダンスと歌のシーンが多いので、2時間20分にしてはお話が短めに感じられました。

ふたりのヒロイン、高嶺希美&礼子姉妹・・・。
お二人とも姿勢・スタイルも抜群、立居振舞いも凛々しくて。
ちょっとかっこ良過ぎな感が。(笑)
負け犬とは言いつつも。
(赤字とはいえ)独立してクリニックを開き、株に手をだせば300万ものあぶく銭を稼ぎ出し・・。
その上美人つーか、このハンサムさ(笑)。
傍から見れば危機感・悲壮感はありません。
(礼子さんはすでに開き直っています)

観劇中とても気になったのがお二人の対照的な衣装。
礼子さんはすらりと伸びた長い手足にレース&ミリタリー。
嫌みな位に似合ってマス。
対して希美サンは・・。
着替える度に、「なんで?」って位お洋服が浮いてマス。
ワンピースにしても、ラインが体にあっていなくて勿体ないし。
おばさま趣味のオーバーブラウス&パンツだったり・・。
(少なくとも、30代のスタイルの良い女性は先ず着なそうな)
ラストで精神的にそれなりの決着がついたらアラ不思議。
ピシッと凛々しく完璧なパンツスーツ。
・・衣装の似合わなさは、キャラクターとしてのふらつきを表現していらしたのですかいな。

演出・振付:謝珠栄
原作:大谷美智浩 / 脚本:永元絵里子 / 音楽:�久保吉啓
出演
香寿たつき、安崎求、平澤智、パク・トンハ、成瀬こうき、新納慎也
http://www.tsmusical.com/
http://www.theaterguide.co.jp/search_result/paid/002663.html


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