昨晩もよく眠れました この旅の中で
初めて 山に囲まれてるのが うれしくて
昨晩は部屋の窓から ずっと山を見てました
朝食を済ませて 荷物を運んで さて出発です
なんか 重い荷物を部屋から持って降りるのも
慣れちゃいました
今日もレインコートを着て出発です！
出発前に 今日は終戦記念日なので 日本の方角に向いて手を合わせて
黙とうします
雨の日にしか見れない景色に囲まれて
２０００ｍ級の峠を越えていきますが
この山肌と 雲の景色に 吸い込まれていくような気がします
ここの アイロロって地域は かなりの田舎で
宿のおばさんが 日本人は初めて見たって言ってました
この道路の 反対側に旧道があり 曲がりくねった
素晴らしい 石畳の道があるんですが 今日は雨なので
そこは走らず とりあえず山から下りで
安宿かキャンプ場を探します 当分雨らしいので
アルプスは 晴れてるところを見たいし
やっぱり 雨は嫌だなぁ 寒いし 視界も悪いし
この後 山から下りて ガソリンを入れ
雨が 小降りになったので
ハイウェイから側道へ降りて 最初のロータリーの少し手前｛５～１０ｍ｝
で停車して ナビを操作して 車が来ていないのを確認して発進
ロータリーに差し掛かろうとした際に ギアが二速にうまく入らず
二度三度試みて やっと入って 向かう進路を確認した瞬間
どっかーん！ ゴン！ ドン！ ガチャーン！
強烈な衝撃を感じ 自分の体が 飛ばされ
えっ？ 何が起きたの？ テロ？ 地震？
その後 どれぐらいの時間 雨の中 路面に投げ出されていたのか
解りませんが 目が覚めると 女性が僕の頭を手で強く押さえてて
言葉は解りませんが とにかく大声で動くなと言ってるみたい
少し目線を 下げたら GSが 転倒したままで ウインカーが点滅してて
タンクが外れて
ガソリンが漏れてるのが見えて あっ！ コック閉めないと。。。。
この先 意識が無くなりました
ただ この先は こんな記憶が残ってました
あれっ？ GSがひっくり返って タンクもパニアも外れて 散乱してる
あっ！ 誰か倒れてる！ えっ？ もしかして この人を怪我させた？
今 すべての状況が 見えます 少し高い位置から すべて見えてるんです
これは夢みたい あれ なんか まぶしい あたたかい。。。。