Hey!Say!JUMP初のメインパーソナリティーです。
わかってはいたものの、ビックリするくらいテレビに出ていて。
わかってはいたものの、ハードすぎるくらいのスケジュールだろうメンバーは、いつも笑っています。
デビューから8年弱。
「全員が18歳になったらメインパーソナリティーをやれるんだ」
そう思っていました。
けれど現実はそうではなくて。
18歳になっても、メインパーソナリティーをやることはなかった。
私はHey!Say!JUMPの色んな姿を見てきました。
彼らを見ていて言えることは。
彼らは、仕事に対して絶対にサボったり、頑張らないことはありません。
与えられた仕事を全うしていました。
恵まれた環境でデビューして、けれど決して平穏な道ではなかった。
色んなところでつまずいたし、色んなところで立ち止まった。
だから、仕事のありがたみをよく知っている。
Hey!Say!JUMPのこと、知らない人の方が多いと思います。
もちろん、嫌いな人も沢山いると思います。
Hey!Say!JUMPを真正面から見たら、甘やかされて育てられた若者かもしれません。
でも、少し角度を変えて、本当のHey!Say!JUMPを知ってほしい。
固い決意があって、芯が通ってる人たちです。
もう若くない。
けれど「若手」なイメージが離れない。
それを逆手に取って、フレッシュなイメージを与えてる。
うまくは言えません。
8年応援してきた中で、今年が一番楽しい夏です。
24時間テレビはもちろんチャリティーが一番の目的だと思います。
その中で、Hey!Say!JUMPが伝えたい想いを、ファンがつないでいけたらいいのかな、と。
賛否両論ある24時間テレビです。
障害者を売りにする、とかそんなふうにも言われています。
確かにそうなのかもしれないとも思います。
それでも私は何かしたいと思うことから始まると思うので、Hey!Say!JUMPがメインパーソナリティーをやることで、24時間テレビを見て、何かしたいと、そう思えたらそれだけで放送する意味はあるのではないかと思います。
何もしないよりは、無関心よりは、少しでも関心を持てたらいいのかな、と。
それは見下すとかそういった意味ではなく、きっと人間、誰しもが障害者で、欠点がない人なんていないと思います。
その中で生きてる私たちは、現実を受け入れて、少し相手に対して思いやりを持てれば、確実に世界は変わる、と思うのです。
欠点はみんなで補い合えば何も怖くない。
けれどそれができない。難しい。
少しでも助け合おうという気持ちになれるなら、放送する意味はあるのではないかと思います。
沢山の人に伝えるために、選ばれたメインパーソナリティー。
単独が良かった。
もちろん、その思いがないわけではありません。
言わなかっただけで、その思いはありました。
けれど、V6とで良かったなと、心から思っています。
それ以上に、嬉しかった。
メインパーソナリティーを待っていた。
私はちっぽけな人間です。
沢山の人を動かせるような力は、残念ながら持っていません。
大きな力を持っている、Hey!Say!JUMPを応援してきたことを誇りに思います。
何よりも楽しみにしてきた2015年の24時間テレビ。
19年生きてきた中で、一番の楽しみです。
私は、小学生の頃の話になりますが、福祉クラブに入っていました。
きっかけはよく覚えていませんが、部活ではなく、クラブ活動が別にあり、それは強制参加だったので、どこかには必ず入らなければならなくて。
種類も沢山あって、スポーツもあったし、生け花とかもあったかな。
私はたぶん、スポーツが苦手だから、選んだのだと思います。
小学校4年生から6年生まで変えても良かったのですが、私はずっと福祉クラブで、6年生の頃は副クラブ長でした。
3年間福祉クラブだったのは私だけでした。
活動内容は耳の不自由な方のために、手話で歌を歌ったり、目の不自由な方のために、短い詩を点字にしたり。
車イス体験もしました。
実際に障害がある方とお話をする機会が他の人より多かったと思います。
何気なく選んだクラブ活動でしたが、私はきっと福祉クラブに入らなければ知れなかったことを知れたと思います。
そしてその経験は何にも変え難いものだったと思います。
私は障害を持っている方に対して、「かわいそう」だとは思わなくなりました。
むしろ自分の小ささに嫌気がさしました。
生きてる時間は同じ時間で、不自由なことも多いかもしれないけれど、その人はその人の人生を生きている。
私なんかよりずっと強かった。
強くなるしかなかったのかもしれない。
けれど自分を恥じました。
明るくて強かった。
聞こえなくても会話はできる。
手話を沢山覚えました。
ある程度の会話はできるようになりました。
耳の不自由な方は、手話ももちろんそうだけど、表情とか口の動きで言葉がわかる。
すごいな、と。
ただ単純にそれは才能だと思いました。
私がちゃんと聞けば、会話ができる。
幼いながらすごいことだと、何がすごいかはわからないけどすごいな、と。
知るって大切だなって。
手話がないと会話できないと思ってた。
けれどそれは違うのかもしれない。
通じにくいなら書けばいい。
方法を考えればいい。
もっともっと住みやすい日本になればいいな。
そのためにきっともっと私は知らなければならない。
いよいよ明日、始まります。
ツアーとの並行で大変だっただろう番宣ももう終わり。
本番を迎えるのみです。
雄也たちの横断企画は天候悪化で中止になってしまいました。
きっと本人も悔しいと思います。
そして練習してきた子どもたちも。
けれど生きていれば再チャレンジできる。
頑張れ。
実感はわきません。
「来年はJUMPかな?」
何度もそう期待しました。
やっと叶う。
24時間、頑張れ。
頑張れとしか言えないから、頑張れ。
Hey!Say!JUMP、8年目。
時は来た。
私も24時間ずっと起きて見守ります。
素敵な番組になりますように。
感動と勇気を日本中に。