サンパウロ 『Carlosに習う本格ブラジル料理教室(フェイジョアーダ)』 | カリオカOLかんこのブラジル時間

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日本でホテル・航空会社、そしてサンパウロの旅行会社勤務を経て、今回は同旅行社リオ支店勤務に。
ブラジル(リオ、サンパウロ)生活は人生の半分。
カリオカOLかんこのブラジルエッセンスたっぷりな自分の為の記録。

1月22日(金)


仕事の後、19時から記念すべき第1回目のブラジル料理教室ラブラブ


なんか、シェフ曰く、新聞記者たちが、私たちのことを聞きつけて、

「カルロスが日本人にブラジル料理を教える」ということと、「日本人たち向けのブラジル料理教室」ということで非常に興味を持っているらしい。

是非、取材したいと言っているらしい。

そんだけこのカルロスシェフが料理界では有名だということ。



人気ブラジル人シェフCarlosに習う本格ブラジル料理教室

金曜 19:0022:30

1 R$150,00 (1人あたり)



<<1>>122日(金)

Feijao,Feijoada, Arroz Brasileiro

Sobremesa- crème de papaia

フェジョン、フェジョアーダ、ブラジル風ライス

デザート:クレームデパパイヤ


フェイジョアーダというのは、黒い豆と豚肉の煮込み料理。

豚肉の脂身やらも一緒に煮込むので、すごいエネルギーがある。

ブラジルでは一般的に水曜日と土曜日のランチに食べる習慣がある。

最近は、ダイエットするブラジル人の若い人も増えているのでフェイジョアーダのような1食でガツンとカロリーの取れるようなのを食べない人もいるが、大抵のレストランではその曜日はフェイジョアーダが出され、働き盛りのブラジル人男性がよく食べているのを見かけることが出来る。


私も0~5歳にリオに住んでいた頃は子供ながらによくこの料理を食べていた。

煮込む過程での豆の匂いを嗅ぐたびにその時期にタイムトリップする。

舌も覚えている。


一晩、水に寝かせておいたフェジョンプレット(黒豆)を使う。
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塩漬けの豚肉あれこれの部位を塩抜きし使う。
生肉よりも塩漬けの方がぐーーんと味が閉じ込められている。
ソーセージ2種類、アバラ、ベーコン、豚足、カルニセッカ、ハラミ。。。などなど。
本当は耳や鼻やらもろもろを入れるのだけど、大雨の影響で市場から届かず。。。
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ブラジルの家庭では欠かせない圧力鍋を使って、これらの豆と豚肉を煮込む。
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そして仕上げに、このシェフオリジナルの企業秘密!
オレンジを丸ごと!と、カッシャーサ(サトウキビの蒸留酒)をドボドボと。
そしてさらに蓋をして煮込んで待つ!
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約2時間煮込んだものがこちら!
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本当はここにご飯と、フェジョンに欠かせないファロッファとコウヴィを一緒に入れるのだけど、
写真撮り忘れ・・・
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そのファロッファも、コウヴィも同時進行で作り上げる!
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包丁の持ち方微妙です。
                      

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煮込んでいる間は、日本酒やら貴重なビールやらカッシャーサを飲んで~飲んで~音譜
私たち5人とも無類のお酒好き!!
キッチンドリンカーになるのでは!?
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アシスタントのブラジル人もサンバネタに入ってきて、
お尻をプリプリと振ってサンバのステップを披露してくれたり。。にひひ
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デザートのCreme de パパイヤを作る。
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ミキサーで、パパイヤ、牛乳、バニラアイスをシェーク!!
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仕上げに器にたっぷりのカシスリキュールを加え、盛り付けて完成アップ
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そうこうして出来上がりっラブラブ!




何だかんだお酒飲んだり、とにかく和気藹々とブラジルらしい料理教室で、楽しかった。

肝心の味も、こだわりながら作ってあるし、何よりも企業秘密だというオレンジを入れて煮込んだフェイジョアーダはほのかな酸味がすっきりとさわやかで最高に美味しかった!!


ブラジル料理は日頃食べるけど、作ることはしないから、色々と驚きがあって楽しかった!!


そういや、家に、母親が私と同じ年頃(27歳くらい)の時にフェイジョアーダとかブラジル料理をブラジルで習っていたとされるレシピノートがあった。
日本人だけど、ちょっと変化球でラジル料理を代々伝えていけたらおもしろいよね。