こんにちは。
齋藤 有です。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、相変わらず寒い日が続きます。
早く春になればいいですね。
さて今回は採用に関する話です。
僕は弊社の新卒中途の面接官をやらせていただいているのですが、そこで必ず質問することがあります。
「なぜ働くのか?」
「夢はなんですか?」
の二点です。
意図は他でもありません。
働くことを肯定的に捉え、意味づけをしている人・夢を持ち、
実現に向けて動いている人と一緒に働きたいと思っているからです。
その答えに正解はありません。ただしっかりした考えがあるか、
情熱があるかということだけが知りたいわけです。
最近は、現実味を帯びたお答えいただくことが多い気がします。
「結婚して家族を作りたい」「家を建てたい」「安定した生活をしたい」「いずれは地元に戻ることが夢」
そんなお答えをいただきます。
ある意味、立派なお答えだと思います。世相が反映されているとも言えるでしょう。
ただ学生の方、第二新卒の方に上記のような答えをもらうと何故かドキッとしてしまいます。
家を建てるのが夢?安定した生活をするために働く??
少しだけ社会人の先輩として、ビジネスパーソンとして少し怖くなります。
東日本大震災は、津波の被害や原発の問題だけではなく、
日本人の価値観などの心理面にも多大な影響を
与えたと考えざるおえない、3月11日でした。
一日も早い復興をお祈りして。
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齋藤 有 (さいとう たもつ) 新横浜番長