ヒカルさん 、残念でしたね。1000以内行けませんでしたね。
でもヒカルさんの頑張っている姿は多くの人に伝わったと思います。
1000以内になるのも時間の問題でしょう。
ヒカルさん、頑張って下さいね!



さて、本題なんですけれども。
なぜ私がマザーハウスを応援しているか。
度々、このブログでも触れてはいるんですけれども
最近私のブログの読者になって頂いた方も多いですから
再度、触れたいと思います。


なぜ私がマザーハウスを応援しているか?
それはマザーハウスの企業理念がとても素晴らしいからです。


「途上国から世界に通用するブランドを作る」


例えばユニクロなんかでもそうだったと思うのですがユニクロが中国でSPAを始めたころ、中国はまだ新興国ではなく途上国だったと思います。


当時は中国でビジネスするのは難しいと言われていたはずです。多くの企業が中国に進出し、ビジネス文化の違いにやられ失敗して撤退しています。


今の中国ではない、かつての中国です。役人へのワイロも当然必要です。今、中国なんかは世界の生産拠点であるばかりでなく大きな消費マーケットになっています。


何でもそうだと思うのですが、先陣を切ってやるのは本当に大変なことだと思うんですね。

マザーハウスがバッグを生産している国はバングラディシュとネパールです。

どちらもとても政情不安定な国で、ストライキ、デモ、時には戒厳令が出たりします。

カントリーリスクが非常に大きな国です。なぜそんな国に行ってビジネスをしてるのか?


人件費が安いから?


いいえ、違います。


マザーハウスは、貧しい国からでも先進国に通用するブランドが作れることを自ら証明して、「発展途上国であっても、チャンス、機会さえあればやれるんだ」ということを証明しようとしています。


それは発展途上国の社会変革をうながし、その国が豊かになることによって、結局、先進国にも恩恵があるという好循環を生む、素晴らしいきっかけ作りなんですね。


世界の平和にもつながることだと思います。
不安定な社会を安定した社会へと誘導していくわけですから。


実際、マザーハウスの取り組みは、現地のバングラディシュの新聞で大きく取り上げられています。


しかし、言葉で言うのは簡単ですが、やるのは相当大変です。
マザーハウス代表の山口絵理子さんのブログ です。


彼女のブログを読めば分かりますけど、シャワーからお湯が出なくて、水しか出なかったり、日本からの郵便物を受け取るのに2万円くらいのワイロを要求されたりといった具合です。


やはりそこは発展途上国。日本での生活と同じようにはいかないのです。


慶応大学を出ていながら、自分を駆り立て、そんな過酷なチャレンジをしている山口絵理子さんを、私は応援せずにはいられません。



私がマザーハウス、山口絵理子さんを応援している理由です。(*^_^*)



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