太陽が知っている | Untitled



太陽が知っている(’68)フランス国旗イタリア国旗

監督:ジャック・ドレイ



アラン・ドロン主演なら、タイトルに “太陽” って入れとけば客呼べるだろう。

なんていう安直さが伝わってくる邦題ですが(笑)  ただ、キャストは豪華!

アラン・ドロン×ロミー・シュナイダー×モーリス・ロネ×ジェーン・バーキン

でも、やっぱり、ロミー・シュナイダーの美しさが際立っていました照れる



太陽がまばゆいサントロペの豪華な別荘でジャン・ポール(アラン・ドロン)と

マリアンヌ(ロミー・シュナイダー)は快適な休暇を過していた。

しかし、マリアンヌが招待したハリー(モーリス・ロネ)とその娘

ペネロープ(ジェーン・バーキン)が別荘にやって来てから雰囲気は一変した。

ハリーとマリアンヌはかつての恋人同士。そしてハリーは、ジャン・ポールの前に

今でも彼女を自分のものにする自信があるといい、自分に対し劣等感と憎悪を

抱いているジャン・ポールに対し、露骨に軽蔑の態度を表すようになった。



序盤は、アラン・ドロンとロミー・シュナイダーが半裸の状態で

イチャイチャしまくってるんですが、私生活ではとっくに別れた二人が

ヨリ戻そうか? って撮影の合間に言ってそうなぐらいのアツアツぶりでした。

そこへ、モーリス・ロネとジェーン・バーキンが押しかけてきて

嫉妬、憎悪、欲望が複雑に絡む、四角関係へと発展していき

原題でもある 「プール」 で、ある夜、事件が起こってしまう。

だから、事件は夜に起こったので、太陽は何も知らないわけで

“月夜が知っている” になるんです(笑) それでも “太陽” 入れたい?



次は、どんな衣装、どんな髪型で登場するんだろう。。。。。ロミー・シュナイダー

四角関係や恋の駆け引きよりも、シーンが変わる度に新しい出で立ちで登場する

彼女の姿に見惚れっぱなしでした。焼けた肌に真っ白な水着も良かったけど

買い出しの時には、水色のシャツに襟を立ててカジュアルに颯爽と駆けていく。

夜はイブニングドレスに着替え、後ろを向いたら背中ぱっくりとセクシーにキメる。

そらモーリス・ロネも背後から手を入れたくなるわな(笑)

モーリス・ロネは、完全犯罪のはずがエレベーターに閉じ込められるわ

同じ “太陽” でも “いっぱい” の方では、アラン・ドロンに殺されるわ

これまで散々な目に遭ってきたのに、今回もまた・・・・・・おっと~ そこまでよ。

ジェーン・バーキンは当時22歳ぐらいだったでしょうか。とにかく手足が長いっ!

C・ゲンズブールの母親が小娘扱いされているという、何か不思議な感覚。

アラン・ドロンはというと、この映画の製作時にドロンに解雇された

元ボディガードが殺されるという事件が起こり、一大スキャンダルに巻き込まれる。

が、しかし、スキャンダルが皮肉にも、この映画の話題を呼ぶことになったらしい。




アラン・ドロン、ロミー・シュナイダーら豪華キャストが共演したサスペンス。
夏の日射しが降り注ぐサン・トロペ。ジャン=ポールとマリアンヌは別荘で優雅にバカンスを満喫していた。
そこへマリアンヌの元恋人・ハリーと娘のぺネロープが現れ…。
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