街のあかり | Untitled
お知らせするの忘れてました。

サイドバーに紹介した映画のスライドを載せてます。

ランダムに流れてくるので、お目当ての映画があれば

流れてくるまで待ってください(笑)






街のあかり(’06)フィンランド、ドイツ、フランス


過去のない男 のアキ・カウリスマキ監督

だめだ、まだ名前覚えられない(笑)

Piattさん情報によるとお兄さんは、ミカ・カウリスマキさん

ファーストネームはシンプルなのに・・・・・

$ちょっと!!あなたが食べてるの消しゴムですよ!!-街







この作品も、みんな無表情ですね。

これを観た後、表情豊かな人を見ると戸惑ってしまうかもしれない。


負け犬男の顛末を描いているわけですが

何かクスッとしてしまう、何か希望のようなものを感じる。

ホント不思議な魅力を持ってます、この監督。

女と映画を観るくだりだったり、コーヒーを飲むくだりだったり

アホだなぁ~と思いつつ、共感してしまう。


この映画では”赤”の使い方が上手だなと思った。

ちょっとオレンジがかった”赤”なんです。

車、女のブラウス、キッチンの壁、テーブルの上の花、電気スタンドなどなど

アルモドバル監督も”赤”の使い方が巧いんですが

あっちはラテン系の情熱的な”赤”

カウリスマキ監督は、決して華やかではないヘルシンキの街を

ふわっと暖めてくれるような”赤”


そんな中、ひとつ気になったのが「犬」

過去のない男にも「犬(名前はハンニバル)」が登場していて

何か意味があるのかな?


わかりました。

意味があるというわけではありませんが

今回出てきた”犬”はハンニバルの子供だということが判明した。

名前がクラリスであることを願わずにはいられない。

仮名クラリスの祖母、祖祖母も、過去のカウリスマキ監督の

作品に登場しているらしい。

ジョン・ウー監督のハトのようなものと考えていいのだろうか?

少なくとも”赤”と同様、温かさや小さな希望を感じる。


この作品と「過去のない男」「浮き雲」が

アキ・カウリスマキ敗者三部作と言われているらしい。

是非、「浮き雲」も近いうちに観てみたい。




ヘルシンキの警備会社に勤めるコイスティネンは、同僚や上司に好かれず、黙々と仕事をこなす日々。彼には家族も友人もいなかった。そんな彼に美しい女性が声をかけてきた。
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