フィンランド？！
監督は、おそらくこの名前、覚えられないでしょう アキ・カウリスマキ
でも、この監督
結構、笑わかしてくれます。
暴漢に襲われ、過去の記憶を全て失った男が、ある一家に手を差し伸べられ
心を通わしていく・・・・
とまあ、ありがちなストーリーなんですけど
フィンランドのヘルシンキという、なじみのない街を舞台にしているのと
登場人物の、あまりの無表情さと、とぼけたセリフに引きつられていきます。
コミカルでウィットの効いた・・・とでも言うんでしょうか。
笑ってしまったのが
記憶を失った「過去のない男」が銀行に行くんですけど
運悪く銀行強盗に出くわします。
行員と共に金庫の中に連れられて
この銀行で残高を凍結された強盗いわく
「気をつけろ（残高以上）余分にくれるな」
行員
「だいじょうぶ、慣れてるから」
とぼけてる～（笑）
でも、この銀行強盗が後々、泣かせてくれます。
ちなみに「銀行」は、ヘルシンキ語で
「PANKKI」と表記されてました。
こういうところを突っついて見てみるのも楽しい。
それと警察と弁護士との「法律という名」の屁理屈の掛け合いは
ゴールデンタイムでも充分、耐えうる上質なコントだった。
「警察」は「POLIISI」でした。
もっともっと紹介したいコントがあったんですけど
後は、みなさん観て下さい。
えっ？ 監督の名前？
・・・・・・・・・
ヘルシンキに漂着したある男が、突然暴漢に襲われた。男は奇跡的に一命を取り留めたが、過去の記憶をいっさい失ってしまう。
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