16日から始まったアパッチプロレス浜松~大阪サーキットは、
ドラマチックがぼざくズンドコとやらとは比にならない程の、
究極のズンドコだった!
浜松→大阪の移動はアパッチバスではなく、
先日のOWGPで極限まで闘った小仲=ペールワンの愛CARで、。
車中に旅姿六人衆がかかる。
翌17日昼は「TRUE~ッス」#2だったから大阪前ノリ。
会場となった阿倍野区民センターは個人的に懐かしい会場。
あれは6年前、
夜行バスでバトラーツの入門テストを受けて帰ってきた翌日、
全身筋肉痛で高校の卒業式に出た時の会場となったとこだったから。
夜アパッチはダークレンジャーのプロレスに嫌悪感を抱きながら、
高木さん(嵐選手)と快勝!
いつか高木さんと平和島の競艇に行くから。
サーキットを終え、
ホッと一息、
気がつけば何軒かを渡り歩き、
とあるカラオケスナックに辿り着く。
もう朝方だったけど、
甲斐バンドの「安奈」を唄う。
日々の葛藤を忘れられた、
そんな唯一のひと時…。
「プロフェッショナルレスラーを名乗っているからこそ“強さ”を追い求めなきゃいけない。」
そう、
朝まで付き合ってくれた友人の記者に訴えかける。
ボクの目はあいていた。
ボクの目は真剣だった。
新幹線で帰京し六本木に向かうは19日(本日)。
地下プロレスEXIT「GIROPPON2」
メインでボクは、
“時計じかけの神童”ケンドー・ケ・イタとなって、
タッグで“関節技の鬼”藤原喜明と対峙。
凌ぎに凌ぎ、
凌ぎを削った、闘い。
それは3カウントフォール無しの地下プロレスルール。
その時もボクの目はあいている。
遠慮なんかしたら、
これほどつまらない試合はないって!
やらなきゃよかった、
観なきゃよかったって!
ってなるから、。
ボクが極めた藤原組長の腕がミシミシと音がなる。
組長は上になりラッパを吹かせてくる。
時間にして13分強、
最後は藤原さんの伝家の宝刀“脇固め”に沈む。
やっと答えが出た。
もう「プロフェッショナルレスリング藤原組」は存在しない。
だけども、
「プロフェッショナルレスリング・ワラビー」は日々闘いの中で存在を示している。
もう「格闘探偵団バトラーツ」はない。
だけども、
「地下プロレスEXIT」は地下にちゃんと存在する。
今日の闘いこそがボク(プロフェッショナルレスリング・ワラビー)が追い求めていた闘い。
試合後藤原さんの控え室を訪ねご挨拶。
「またよろしくお願い致します。」
「嫌だよ。お前となんかもうやりたくない。」
「すみませんでした。」
「お前どこでやってたの?」
「バトラーツです。」
「どおりでショッパイわけだ。だから潰れるんだよ。」
愛だと思う。
これは。
まだまだだな、オレも。