疲れの正体 | パット上達ブログ

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思い通りのゴルフが出来ないと疲れますね。良いスコアで回った時には全く疲れは感じません。

私はテニスを長いことやってましたが、試合に勝つと疲れはなく、短時間の戦いでも負け試合は疲労困憊という経験からゴルフでも同じだなと理解してましたが、何故そうなるのかについては?のまま今に至ってました。

 

「ゴルフの疲れも、仕事の疲れも疲れているのは同じ『脳』」という記事を見つけました(「週刊パーゴルフ2016年№20)。解説は梶本修身さん(大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授)です。省略して一部を引用させて頂きます。

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エネルギーが不足して疲れるということは、まずない。人が疲れるのは細胞が酸化(錆びる)するから。

 

細胞が酸化すると機能が低下して疲れる。そして、体の中で一番錆びやすいのは、脳内にある自律神経の中枢。

自律神経は、自分の意思とは無関係に体の動きをコントロールする司令塔。運動しても仕事をしても、常に自律神経はフル稼働。

例えば、人間の目は獲物を見つけるために、本来は遠くを見るように作られているが、デスクワークでは逆のことを強いられるために自律神経には強いストレスがかかる。

仕事でも運動でも疲れる場所は同じ自律神経の中枢。

 

ゴルフやジョギング程度の負荷であれば、4時間運動を続けても筋肉や肝機能などにはほとんど影響しないが、それ以上続ければ自律神経がオーバーヒートして「疲れた」という情報を大脳の眼窩前頭野に送信し、そこで疲労感として認識される。

つまり、体が疲れたと感じるのも自律神経の疲れが原因。

そして「疲労」するのは自律神経の中枢で、「疲労感」を感じるのは眼窩前頭野だ。

 

そして、人間は前頭葉が非常に発達しているので、疲労感が達成感の陰に隠れてしまうことがあるので、ベストスコアが出たりすると疲れが吹き飛んでしまう。

 

しかし、実際に疲労が消えるわけではないので、疲労は積み重なってゆく。

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「飽きる」「疲れる」「眠くなる」は脳疲労のサインという解説もありますが、割愛させて頂きます。

 

なんぼ長丁場の試合をしても勝てば疲れを感じない理由が分かりました。

負けた(スコアの悪い)ときの疲れが正直な疲れなんですね。

ゴルファーは達成感の陰に疲労が隠されていることが多いのではないでしょうか。

偶にはゴルフを休むのも健康上必要のように思いました。

(って、私は月に2回くらいしかRNDしてないので、もっと回りたい!!)

 

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