感情を顕著に引き出す | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

今年も半分が過ぎちゃいましたね。

パッティングはプレーヤーの感情や自信によって左右され、肯定的な気持ちが大切だと、ハーヴィー・ペニックさんの言葉を紹介させて頂きました。→「肯定思考が好結果を生む」

「禅パッティング」(J・ペアレント著 塩谷紘訳 ベースボールマガジン社刊)の出版理由として著者があげている2つの理由は既にご紹介しました。→「ドラマはグリーン上」

その時は、前書きに書かれている執筆理由を端折っていましたが、ゴルファーの心理的な部分について著者は次のように述べておられます。

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ゲームの結果を左右する重要なパットに直面したゴルファーが、不安、自己不信、恐怖、そして消極思考にとりつかれ、ミスパットした後で挫折感、怒り、そして自己嫌悪を味わっている姿は見るに忍びない。

また、パッティングで悩み、長期間に亘って悲哀、苛立ち、そして諦観にさらに深く苛まれるゴルファーの姿を見るのは、私にとって悲しいことである。

パッティングは、人間のこうした感情をゴルフの他のいかなる側面よりもはるかに顕著に引き出す。

パッティングは、最も簡単そうに見えるストロークだから、失敗した場合の落胆はことさら大きいのである。本書が紹介するレッスンの数々は、そのような心の痛みを和らげてくれるに違いない。

また、ゴルファー諸氏がこれらのレッスンを通して、必ずパッティングの喜びを実感することができるようになると思っている。

パットのラインが本能的に読めた瞬間、自分のストロークに対する自信に裏打ちされた力みのない動作、スウィートスポットでボールを確実に捉えたときのあのすばらしい感触、カップに向かってひたすら転がってゆく姿を眺めるときに味わうあのこころのときめき、、、。

これらすべてが、パッティングのコツをつかんだゴルファーだけが味わう歓びなのである。(後略)
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以前からこの本をお勧めしていますが、内容が心理的なことに多く割かれているせいか(絵で見るハウツー本ではないので)、熟読しないと著書の良いところが理解できないように思います。

即ち、時間をかけないといけない。現代に不向きな著書ですね。漫画チックに脚色してくれた本になるとウケルと思います(笑)。

仮に、1mのパットを外したとします。
同じところから子供がそのパットを入れたとします。
心中穏やかでないですね。

日頃からの練習や気持ちの持ち方で、このような局面にならぬようにしたいと思います。

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