先に上がった鈴木愛が-8。
1打リードの西山ゆかりのこの日唯一の△が#17(パー3)で来てしまいました。
右に外したラフからのアプローチを左下≒2mへオン。これが右に切れて△(-8)。
#18(パー5)では残り≒50ydsの第3打を右上≒4mへオン(ダウン、ダウンと5回くらい呟いていました)し、パットを打ち切れずにパー。
芹沢信雄をキャディに笑顔を絶やさずに来ましたが、初優勝を意識したのでしょうか、#17から緊張の顔つきになってきていました。
これで鈴木とのプレーオフ。
1ホール目はともにパーで2ホール目。
ともに第3打を乗せています(西山は左下≒5m、鈴木はほぼ真上≒3m)。
西山の先打ですが、弱スライスを強めに決めた(○)のに対し、鈴木は下りバーディーパットを少し右に外しました。これで西山の初優勝が決まりました。
西山のパットは
アドレスはスクェア(左手を右鎖骨の辺りに当てて、それをチェックしています。これはショットの場合と同じ)。
素振りでは肩主導でストロークしていますが、本番では肩よりも両腕が強めに動いている印象です(*1)。
現時点での平均パット数は1.8467でランク53位。
パットのSTATSが芳しくないのは、この辺りに原因があるかもしれませんね。
とはいうものの、「夢の中にいるよう」(ご本人)、初Vを挙げました。これで吹っ切れたでしょうから、益々の活躍を期待しています。
西山の勝因はキャディの芹沢に支えられたことが大きいと思います。
さて、この大会2011年、2012年と連覇したフォン シャンシャン。
この日はパットの距離勘が合わず、イライラしてのRNDの様子でしたが、それでもイ ボミと並んで西山と1打差の3位T。
惜しいパットが何打もありましたので、怖い存在でしたが、最後までパットが復調せず、西山にとっては救われた最終日でした。
*1:芯は良くとらえていますが、パットは転がすもので、打つものではありません。
→「打つより転がす」
この日の申ジエやイ ボミのパットは転がしています。
フォン シャンシャンも打っていました(この選手は打つパットですが、、、)。
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