A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC -825ページ目

リヴォルヴァー / ザ・ビートルズ

REVOLVER / THE BEATLES


revolver


①TAXMAN  タックスマン

②ELEANOR RIGBY  エリナー・リグビー

③I'M ONLY SLEEPNIG  アイム・オンリー・スリーピング

④LOVE YOU TO  ラヴ・ユー・トゥ

⑤HERE THERE AND EVERYWHERE  ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア

⑥YELLOW SUBMARINE  イエロー・サブマリン

⑦SHE SAID SHE SAID  シー・セッド・シー・セッド

⑧GOOD DAY SUNSHINE  グッド・デイ・サンシャイン

⑨AND YOUR BIRD CAN SING  アンド・ユア・バード・キャン・シング

⑩FOR NO ONE  フォー・ノー・ワン

⑪DOCTOR ROBERT  ドクター・ロバート

⑫I WANT TO TELL YOU  アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー

⑬GOT TO GET YOU INTO MY LIFE  ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ

⑭TOMORROW NEVER KNOWS  トゥモロー・ネヴァー・ノウズ



本日紹介するのは、1966年のビートルズのアルバム「リヴォルヴァー」です。


ビートルズの一般的なイメージというのはおそらく、マッシュルーム・カットのヘアスタイルに襟なしスーツを着てゴキゲンなロック・サウンドを奏でる、いわゆる「アイドル」としてのそれだと思います。

それは間違っていないと思いますし、現にビートルズがコンサートやTV出演の時は必ずこのスタイルでした。


このアルバムが発売された1966年8月、ビートルズはコンサート活動をやめることになります。

その理由は、コンサート自体に興味を失ったこと、楽曲が複雑になり、コンサートで再現するのが難しくなった、ということが挙げられます。

事実、このアルバムの曲はコンサートでは一度も演奏されることはありませんでした。


ライヴ活動の中止は、アイドルとしてのビートルズの終焉を意味すると同時に、アーティストとしてのビートルズの始まりを意味したのです。


このアルバム「リヴォルヴァー」は、そうしたアイドルとしてのビートルズとアーティストとしてのビートルズが同居している名盤です。

サイケな音楽的実験と、ゴキゲンなポップ/ロックナンバーとの混ざり具合が絶妙な傑作です。



軽快なロック・ナンバー①⑨⑪、

サイケな③⑦⑭、

美しいバラード⑤⑩、

インド音楽を取り入れた④、

哀愁漂うバロック調の②、

ポップでコミカルな⑥、


など、各メンバーの特色の出たバラエティの富む楽曲で構成されていながらも、全体としてもまとまりのある内容になっていて、これをビートルズの最高傑作、と推す人も少なくないようです。



そして、彼らの音楽的成長と実験は、次作「サージェント・ペパーズ」で見事に開花するのです。





トゥモロー・ネヴァー・ノウズ




リラックスして無心になり

気持ちを鎮めてごらん

それは死ではない


何も考えず

虚無に身をまかせてごらん

それは輝いている


おのずと内なるものの意味が

見えてくるかもしれない

それは確かに存在する


愛は全て

愛とは全ての人々

それは知ること


グリーン・マインド / ダイナソーJR.

GREEN MIND / DINOSAUR JR.


green mind


①THE WAGON  ザ・ワゴン

②PUKE + CRY  ピューク・アンド・クライ

③BLOWING IT  ブロウイング・イット

④I LIVE FOR THAT LOOK  ライヴ・フォー・ザット・ルック

⑤FLYING CLOUD  フライング・クラウド

⑥HOW'D YOU PIN THAT ONE ON ME  ハウド・ユー・スピン・ザット・ワン・オン・ミー

⑦WATER  ウォーター

⑧MUCK  マック

⑨THUMB  サム

⑩GREEN MIND  グリーン・マインド



本日紹介するのは、1991年のダイナソーJr.のアルバム「グリーン・マインド」です。


グランジが注目され始めた年にリリースされたこのアルバムは、ダイナソーJr.のメジャー・デビュー・アルバムです。


轟音ギターと疾走感のあるサウンドに、ヘナチョコのヴォーカルが何とも言えず小気味いいです。




VISITORS / 佐野元春

VISITORS / 佐野元春


visitors


①コンプリケイション・シェイクダウン

②トゥナイト

③ワイルド・オン・ザ・ストリート

④ブルーな日曜の朝

⑤訪問者たち

⑥君を汚したのは誰

⑦カム シャイニング

⑧ニューエイジ



本日紹介するのは、1984年の佐野元春のアルバム「VISITORS」です。


高校生だった当時、佐野元春はオレの好きなアーティストの一人でした。

都会的でロマンティックな歌詞をメロディに詰め込んで歌われる彼の曲は、とてもかっちょよかったのです。



ですが、このアルバムを最初に聴いた時は、びっくりしました。

のっけからメロディがないのです。

もうね、何これ?でした。


( ・_ゝ・)ツマンネ


でした。


オレの周りでも不評で、このアルバムは失敗作、というのがオレたちの感想でした。



ですが、何度も聴いてるうちに、なんかカッチョエエな、と思うようになっていったのです。


今となっては、ヒップホップやラップに影響された作品、と簡単に言えますが、当時このアルバムは本当に衝撃的だったのです。



ヒップホップ色の強い①③⑤⑦は、このアルバムの象徴的な曲で、今聴いてもカッコイイです。

メロディアスでポップな②④なども、歌詞にニューヨークを感じさせるものが出てきてます。








訪問者たち




輝きが消えるまで切なく燃えてるチャイナタウン

街の詩人たちは憂鬱な恋を競う

安物のパヒュームに汚れたミンクのコート

月の雫浴びて夜に舞い上がる君

夜が終わるまで誰かを抱きしめていたい

少しずつ心に哀しみの雪が積もる

クロスワードパズル解きながら

今夜もストレンジャー


これは君のことを言ってるんだ