ボリュームキーだけで端末を操作できるアプリ「ボリュームキーランチャー」が便利すぎる!! | やる気になればなんでもできる? ~ 見えなくても使えるマニアックアプリ情報

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視覚障害者であるpuppy(パピー)による、アプリ情報ブログ

どうも、puppyです。
ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。
忙しくなると、なかなか更新できないんですよねぇ!!
そのかわりに、紹介したいアプリは貯まってます(笑)
ということで、早速アプリ紹介、いってみましょう!!!

皆さんのAndroidスマホには、ホームボタンの物理キーってついてます?
一部機種にはついていて、名前のとおりぽちっと押すと、ホーム画面に戻れるボタン。
私の使ってきたスマホやタブレットには、ついてたことがないんですよ。
「別に無くても不便じゃないし!」
ずっと、そう思ってきました。
不便を感じなかった理由は、スマホの音声読み上げのためのスクリーンリーダーである、トークバックのジェスチャーで、ほとんどの必要な操作ができてしまうから


ホームも・バックも・通知を開くのも・最近使ったアプリ履歴を見るのも・・・。
全部スワイプジェスチャーでできてしまうから。
ところがですよ。
近年もうひとつのスクリーンリーダー、シャインプラスが登場してきまして。
これが、トークバックよりも軽くて、状況によってはものすごく使いやすかったりするんですよ。
しかし、シャインプラスには、ホームやバックなどのスワイプジェスチャーが設定できないため、毎回画面下に出ているホームボタンやバックボタンをタップしなければならない。
これがいがいと面倒で、結局トークバックを主に使っていたんですが・・・。
最近頻繁に使うアプリが、シャインプラスじゃないと使い勝手が悪いものがいくつかありまして。
そのたびに切り替えるのが辛い(笑)
なんとかして、トークバックのスワイプジェスチャーと同じことができないだろうか?
そんな思いから、本腰を入れてアプリをいろいろ試し、ついにベストなアプリを見出しました!
(前置き長すぎw)

そのアプリがこちら!!
ボリュームキーランチャー
アプリのダウンロードはこちら

このアプリは、スマホやタブレットのボリュームキーに、いろいろな機能を割り当てられるアプリです。
似たようなアプリはいくつかありましたが、私はこれが一番使いやすいと思いました。
クリックの回数や長尾氏との組み合わせで、いくつ物アクションを、ボリュームキーだけで操作できるようになります。

※注意 トークバックとの併用はお勧めしません。
アプリ使用時は通常のボリューム調節機能や、他のアプリでのボリュームキーを使ったショートカットが使用できなくなります。
トークバックの一時停止などのショートカットが使えなくなりますので、シャインプラスとの併用をお勧めします。

それでは、アプリの使い方を説明していきましょう。
☆ステップ1 ユーザー補助でアプリをオンにする
このアプリは、トークバックやシャインプラスのように、ユーザー補助の中で、オンオフを設定します。
アプリのインストールが終わったら、ユーザー補助を開き、ボリュームキーランチャーを探してタップします。
画面右上にオン・オフスイッチがありますので、オンにし、OKボタンを押します。
無事、オンになっていればアプリを使用できます。

☆ステップ2 機能の割り当て
①アプリを開き、画面右上にある「その他のオプション」と読み上げるボタンを探します。
そこを基点に、右に2回フリックすると、「ボリュームダウンキー」もしくは「ボリュームアップキー」と読み上げるボタンがあります。
このアプリでは、ボリュームアップ・ダウンのそれぞれのキーに、別々の操作を割り当てることができます。
ここをダブルタップすることで、設定するボタンを切り替えられます。
※注意: ボリュームダウンと読み上げている場合、画面に出ている設定項目はボリュームアップの項目です。
ボリュームダウンをダブルタップすることで、項目が切り替わります。

②クリック回数の選択
画面に「1クリック」や「2クリック」などと読み上げる項目が並んでいます。
これはボリュームボタンを押す回数です。
このアプリでは、ボリュームボタンを押す回数に合わせて、別々の機能を設定することができます。
「ロングクリック」というのは長尾氏です。
設定したいクリックの回数をタップすると、割り当てたい機能が選択できます。

③割り当てたい機能を選択
カテゴリーが一覧で表示されるので、選択し、設定したいアクションを選択します


以下がカテゴリーと、アクションの一例です。
「アプリの起動」 好きなアプリをひとつ起動させる設定。
「ショートカット」 アプリなどのショートカットの実行
「アプリ管理」 アプリの情報やアンインストール・タスクキルの実行
「アクション」 バック・ホーム・アプリ履歴・通知・クイックセッティングなどの、キーアクションの実行
「システム」 ワイファイやブルートゥース・などの切り替え
「入力補助」 テキストのコピー・選択・貼り付け、文章のトップやラストにカーソルを移動させるなどの、テキスト入力補助機能の実行。

このほかにも、設定できる項目がいろいろあります。

☆ステップ4 ナビゲーションをオフに設定
「その他のオプション」をダブルタップし、設定を選択。
そのなかにある、「ナビゲーション機能」のチェックをオフにします。
オンの状態だと、ボタンを押すたびに、なんのアクションを実行したかの通知が出てしまうので、ちょっとうざいので、オフにww

☆ステップ5 再起動
確実に動作するように、端末を再起動します。
もしくは、ユーザー補助で、ボリュームキーランチャーをオフにして、もう1度オンにすることでもOKです。

※注意 スクリーンリーダーを切り替えるさい、ボリュームキーランチャーが反応しないことがあります。
ボリュームキーを押しても反応がないばあいは、ユーザー補助のボリュームキーランチャーを、何度かオン・オフしてみてください。
以上で設定完了です。

☆補足
たくさんの機能を割り当てられるアプリですが、デフォルトでは、設定できる項目やクリックの回数に制限があります。
「その他のオプション」の中にある、「機能購入」から、拡張機能を購入することをお勧めします。

最後に、私の設定情報を参考として書いておきますね。
★ボリュームアップキー
1クリック ホーム
1ロング 電話
2クリック 最近のアプリ履歴
2ロング メインのメールアカウントの受信ホルダショートカット
3クリック テキストのコピー
3ロング テキストの1行コピー
4クリック ボリュームキーランチャー
5クリック カーソルを文章の先頭へ移動
5ロング ユーザーホジョ

★ボリュームダウンキー
1クリック バック
1ロング ブルートゥースのオン・オフ
2クリック 通知を開く
2ロング lineアプリ起動
3クリック テキストを全て選択
3ロング テキストを1行選択
4クリック テキストを貼り付け
5クリック 文章の最後にカーソルを移動

いかがでしょうか?
あえて、たくさん設定していますけど、2クリックまでで十分役立ちます。
このアプリとシャインプラスの組み合わせ、個人的に大満足です!
特に、タブレットでのシャインプラス使用時には、無くてはならない存在になっています。
だって、画面大きいから、ホームボタン探すの大変なんだもんwww

皆さんも、自分なりにカスタマイズして、是非活用してみてくださいね!!

次回は、iOSの便利アプリの紹介です。