僕の浪人時代に初めて長崎の実家を出て、福岡の寮に入った。
それまでは家族がいて、仲間がいた世界から、初めて一人となった。
あの時の寂しさは半端なかった。
ゼロから自分を表現して、新しい場所で居場所と友達を作る。
そんな中で、自分を見つめ直すいい機会になった。
そこで出会えた先輩。
社会人となって、その後、自分の進む道のために予備校通い。
なぜだか、いつも可愛がってもらい。
飲みに連れて行ってくれ、
僕のことを認めてくれた。
「福島君はいいよ。きっといい男になる。」
そんな一言をいつも声かけしてくれる先輩。
初めて大人に認められ、同じ立場に立たせてもらえた瞬間だったのかもしれない。
理学療法士の学校に入っても、先輩が多く、
そして、自分のことを認めてくれ、受け入れてくれた。
きっと、その先輩達の存在があったからこそ。
今がある。
今も自分を受け入れてくれる、先輩、仲間がいる。
それこそが、何にも変えられない存在。
今の自分にできること。
それこそ、相手を受け入れて、認めること。
あの時の先輩ほど器はでかくないけど、
そんな人間になっていきたい!