(前回の関連記事は「ツライと思うこと 」です。)
ミリ単位の設定
劇団 「前回の記事でCSさんは、
恋愛って、人と人のつながり(=縁)が最も強く現実に作用する現象だと
わたしは常々考えているのですが、いろいろな人の恋愛パターンを
観察していると本当に不思議になります。
と言い、その例として
例えば学生時代の同級生で、
常に女を切らしたことが無い男の友人とか、
彼氏と別れてもすぐにまた新しい彼氏が出来る女の子って、
身の回りに必ず1人はいたと思うんです。
という話をしていましたよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「ああいうのって持って生まれた運みたいなモノがあるんでしょうか?」
CS 「それはありますよ。」
劇団 「ということは、
高校時代は彼女が出来なくて、大学に入ってもやっぱり出来なくて、
卒業して就職してもなかなか出会いが無く、
そのまま20代、30代、40代・・・、
ズルズル年を重ねていくタイプです。
というのもあらかじめ決まっているということでしょうか?」
CS 「ハイ、そうです。(あっさり)」
劇団 「それってわかるんですか?」
CS 「以前、信号待ちをしていた時に、教師に引率された1~2年生くらいの
小学生の集団に遭遇したことがあったんです。」
「信号が長かったので、何となく1人1人の子供の波動を読んでみたら、
それぞれはっきり違うので驚いたことがあります。」
劇団 「そんなに違うモノなんですか?」
CS 「シンクロして、丹田のエネルギーがどっしりしていて重心が低い男の子は
(この子は将来は大きい仕事が出来そうだなぁ。)と感じましたし、
逆に、丹田のエネルギーが身体の外に抜けてふわふわした感じの男の子は
目つきもボウッとして表情に覇気も無く、
(この子はイジメに遭いそうだなぁ。)
(現実から逃避しなきゃいいけど。)
と心配してしまいました。」
CS 「ごくたまに、
(この子は将器があるなぁ。)
と感じる子がいますが、集団を率いるリーダーになる人間は
子供時代から決まっていると思います。」
劇団 「それってCSさんの記事に時々出てくる
生物学において、あらゆる動物の集団には生まれながらの
5%の支配的な個体(アルファ)が存在する。
という話にも通じますね。」
CS 「そうなんです。」
「例えば、イチローは野球選手としての技量はずば抜けていますが
監督には向いていませんよね。」
「リーダーには個人の技能や知識とは別に、周囲の人間を動かすだけの
エネルギーとマインドの強さが要求されるんです。」
「そのためにはエネルギー(丹田)の強さと安定が必要です。」
「先ほどの男の子のように、強いエネルギー(丹田)が重心が低い状態で
保たれている子は、リーダーとしての素養(将器)があるんです。」
劇団 「丹田の重心は低くないとダメなんですか?」
CS 「これからの説明についての誤解を防ぐために丹田について簡単に
説明しますと、
丹田というのは(生命エネルギーの集合体)なんです。
生命エネルギーのボールと呼ぶとわかりやすいでしょうか。」
劇団 「生命エネルギーのボールって、エネルギー源は何なんですか?」
CS 「ですから生命エネルギーです。」
「神秘行の用語で言い換えれば
肉体的な精力(後天の気)、クンダリニー(先天の気)に大別されます。」
「場所的には
精力→下腹部の気海(ヘソ下3寸のツボ)
とか
クンダリニー→性器・尾骨など下半身の一部
となります。」
劇団 「(丹田=気海)だと思っていました。」
CS 「厳密に言えばそれは
丹田(生命エネルギーのボール)を作る場所が気海だった。
ということになります。」
「そのため、
上丹田、中丹田、下丹田
という用語もあります。」
「これらはそれぞれ、
上丹田(頭)、中丹田(胸)、下丹田(下腹部・下半身)に丹田を作る。
という意味なんです。」
劇団 「そんなに色々作れるものなんですね。」
CS 「いえ、本当に神秘行を行うために必要な性質を備えた丹田は
そんな簡単にできるものじゃないです。」
「わたしは高藤聡一郎氏の内弟子だった方とか、色々な流派で学んだ人を
教えてきましたが、神秘行用の丹田がで来ている人は1人もいなかったです。」
劇団 「そうなんですか?」
CS 「もちろんうまくいかなかった人がわたしのところに来ているわけで、
それぞれの流派の行で必要とされる丹田を作っている上級者は
存在すると思います。」
「ただ、立禅・太極拳といった武術系気功や、武息などの呼吸法に禁欲を
加えたような一般的な修行法で丹田を作った場合、ほぼ精力(後天の気)で
作られるケースが多いんです。」
「そうなると、わたしがよくキン肉マンタイプと呼んでいるような、
下腹部に熱感が出て体表の気脈を温感が流れている感覚があり
体も元気になるけれど、神秘行としての変化が一切起きない。
というパターンになる確率が高まります。」
「まぁ、ヘタに神秘行に首を突っ込むといろいろ霊的に危険な目に遭ったりも
しますので、
(キン肉マンタイプで気功を続けるのが無難じゃないかな?)
と最近は思ったりもするんですけどね。」
劇団 「じゃあ、CSさんから見て、クンダリニー(先天の気)で丹田を作るには
どんな条件が必要だと思うんですか?」
CS 「1つは丹田を設定する場所ですね。」
「前々回の記事で、プロボクサーの(1ミリ急所がずれたら相手をKO出来ない。)
という言葉を紹介しましたが、丹田の位置って1ミリずれただけでも変化が
起きるんです。」
劇団 「そんな1ミリで変わるんですか?」
CS 「考えて欲しいんですけど、
イチローが時速150キロで回転しながら近づいてくる打球をバットで打って、
内野手と外野手のちょうど中間地点にポテッと落としてヒットにする。
これはもうミリ単位でバットがボールに当たる角度を調整しないと
出来ない芸当です。」
「これは他のスポーツ選手や精密機器を扱う職人など、どんな分野でもミリ単位で
感じ分けられるくらいの微細な感覚が無いと一流にはなれないですよ。」
劇団 「本当にそんな事が出来るんですか?」
CS 「これはわたしの流派独自の知識なので詳しくは話せませんが、指導開始時に
受講者の身体にミリ単位で丹田を作る場所の設定をするんです。」
劇団 「CSさん独自の波動能力を使った力業、波動プログラミングでですか?」
CS 「そうです。」
「そして、そのミリ単位で設定した場所にあるエネルギーを利用して丹田を作るんです。」
「その設定があるから、わたしのところで数年単位で真面目に受講している人は、
クンダリニー(先天の気)で活性化した丹田が出来るんです。」
「これが無いと、わたしの基準から見て真の意味での丹道周天や
クンダリニー覚醒は達成できません。」
劇団 「数年単位かかるんですね。」
CS 「基本的には月2回の受講で3年続けていると丹道周天など一定の効果が
出てきます。」
「もちろん、本人が毎日1時間程度は練功しないといけませんし、生活状況が
悪かったり、肉体的問題、思念波の影響、霊的障害の有無などによっては
更に時間がかかります。」
「でも、一生続けていても何の効果も出ない人がいることを考えたら
これでも超特急の早さです。」
「ただ、わたし以外のところでアーチュメントや伝授を受けた人はダメです。」
「そういう人はわたしの指導を受けてもなかなか効果が出ません。」
劇団 「それは何でですか?」
CS 「これは過去の記事を通じて書いてきたことですが、
ウォークインタイプで宇宙系や異次元系の波動と繋がっているわたし(CS)
が、そのエネルギーを利用した波動プログラミングで受講者に丹田などの
各種設定を行う。
だから効果が出るんです。」
「ですから、わたし以外のところでアーチュメントや伝授を受けた人は、
先に違うデータが霊体に滲み込んでいるので効果が出づらいんです。」
「何度も言っていますが、霊能者やヒーラー、気功家に伝授を受けるということは
一生を決めるんです。」
劇団 「エネルギーの設定って重要なんですね。」
CS 「そうなんです。」
「わたしは最初に、ミリ単位で最もクンダリニーが活性化するポイントを位置を
割り出して受講者の丹田を設定します。」
「これが先ほど話した位置の設定です。」
「そして、次に波動プログラミングでわたしが設定した領域のエネルギーと
受講者の丹田を繋げます。」
「そうすることで最も効率的にクンダリニーが活性化するように導くんです。」
「これが第2のエネルギーの質の設定です。」
劇団 「エネルギーの質ですか?」
CS 「そう、神秘行用のエネルギーに丹田の質を変えていかないといけないんです。」
「指導を開始した時点の受講者のエネルギーは千差万別です。」
「もともとベースチャクラ(性器付近)が活性化していて全身の熱量が高く
クンダリニーが目覚めやすい人も いれば、
下半身の力が弱くてエネルギーが浮いてしまって、頭が詰まって膨れた
状態の人もいるし、
ハートのチャクラにブロックがあって手足にエネルギーが行かずに
手足が冷たくなっている人もいる。」
「そのため、皆同じようにミリ単位で丹田を設定し、同じ領域のエネルギーと
丹田を繋いでも、その後の展開は人それぞれ違ってくるんです。」
劇団 「そういうものなんですか?」
CS 「全然違いますよ。」
「初回から丹田がボワッと熱くなる人もいれば、何となく質感を感じるくらいの
人もいるし、バイブレーションで感じる人もいる。」
「もちろん最初は何も感じない人もいますしね。」
「でも、そういう丹田の感覚が無かった人でも、諦めずに根気よく受講して行を
続けていると、ある時を境にやたらと熱感が出て来たりとかして、見ていて
楽しいですよ」
劇団 「同じ位置に、同じ質のエネルギーで丹田を設定しても、本人の感じ方は
それぞれ違うということですか。」
CS 「ですから第3の意識の設定が必要になるんです。」
劇団 「意識の設定ですか?」
CS 「人によって波動感覚が違うから、その人によって意識のかけ方も変えないと
いけないんです。」
「例えば、下腹部の気海穴に意識をかけるとして、
・気海の場所を具体的にどこにするのか?
・気海にどのようなエネルギーを設定するのか?
・気海に何センチの範囲で意識をかけるのか?
・体表から何センチの深さで意識をかけるのか?
・どういうイメージで意識をかけるのか?
・どの程度の強さで意識をかけるのか?
これらの要素によってエネルギーの状態や生じる感覚は違って
くるんです。」
劇団 「へぇー。」
CS 「また同じ受講者でも、受講の開始時と、経絡レベル小周天、深部小周天、
丹道周天などその時々のレベルで意識をかけて効果が出るポイントは
変化していきます。」
「毎回、ミリ単位のアドバイスをするわけではありませんが、
以前、わたしが波動プログラミングで設定したあるポイントについて
受講者の意識のかけ方を細かくチェックしたんです。」
「すると、人によって数センチ~数ミリ程度のずれがありました。」
「そこでそのずれを1センチ、数ミリと刻みながら修正していったら、
深部小周天以上の段階である程度の感覚が開いている受講者は
その違いを感じて驚いていましたね。」
劇団 「そこまで細かいチェックが必要な時もあるんですね。」
CS 「でも、こんなのはわたしから見たら基礎中の基礎です。」
「ここから更に受講者の行が進む過程で丹田を含めて波動が自然と、
サイキックタイプ、クンダリニータイプ、仙人タイプ、術者タイプ、密教タイプ、
霊能タイプ、武術タイプ、チャネラータイプ、ウォークインタイプ、ヒーラータイプ、
アストラルトリップタイプ
などさまざまなパターンに変化していくんです。」
「それとは別に受講者自身の神秘行を始めた目的もあるし、
受講者が繋がっている神霊体の意思もある。」
「そこのところをわたしが波動情報を読みながらあれこれアドバイスしたり、
波動プログラミングで受講者の波動を調合しながら何とか落としどころを
見つけるんです。」
「言うなればわたしは調停者ですね。」
劇団 「そんなことをやってるんですねぇ。」
CS 「そういう感じなので、指導はマンツーマンで時間をかけてじっくりのんびり
やってくしかないんです。」
劇団 「以前の記事にあった、笑っていいとものタモリのような
『流れに乗って無理して頑張らない』心境ですね。」
CS 「ガツガツして早く結果を出そうなんて考えて神秘行をしていたら、
必ず問題を起こしておかしくなりますから。」
劇団 「でもこう考えると波動プログラミングやマンツーマンの指導無しで、
クンダリニー覚醒や大周天まで到達した過去に存在した仙人達って
すごいんですね。」
CS 「それこそ北斗神拳の伝承者みたいなもので、大勢の人間が全てを投げうって
修行に打ち込んで、廃人になったり、人生を棒に振ったりしていく中で、本当に
運と素質に恵まれた一握りの天才達が究めたんでしょうね。」
劇団 「CSさんもそこまでの覚悟で打ち込んだんですか?」
CS 「自分の場合は好奇心で気功修行している過程で、クンダリニーが
覚醒して宇宙と繋がって情報を得るようになった文字通り
COSMIC SHAMANなのですが、
そうして宇宙のメッセージに従う生き方を身につける過程で、
自分と縁が出来たごく一部の少数者(受講者)が必要としている
何かを目覚めさせるための知識と力が常に増大し続ける。
というパターンの強化付けがなされているんです。」
劇団 「それが宇宙(=絶対者)の意思なんでしょうか。」
CS 「そうなのかも知れません。」
「ただ自分自身としては、
気功の元師匠のように世の中を良くしたいとも思わないし、
高藤聡一郎氏のように世間に気功や仙道を広めたいとも思わないし、
どこかの宗教家みたいに人々を救いたいとも思わない。
悟りを開いた立派な人格者なんかにはなりたくないし、
死後に還虚して高い世界に行きたいとも全く思わない。」
「よく考えてみたら、
オレって何で神秘行を指導しているんだろうね?」
劇団 「丹田の話→指導の内容→なぜ、自分が指導しているのか?
という流れで、いつのまにか自分探しになってしまいましたね。(苦笑)」
CS 「まぁ、こうなったら宇宙の情報を受け取り流れに乗りながら、
出来る範囲で自分のやりたいようにやって楽しむしかないです。」
劇団 「それって、まんまタモリの生き方って気がしますけど・・・。」
(タモリが一番楽しそうにやってる番組ってタモリ倶楽部なんだけど、
よく考えてみたら、そんなタモリやみうらじゅんと仲良くなって
ちゃっかりレギュラーになっている安齋肇って只者じゃないよね。)
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(安齋肇を選んだ2人が、共に人前でサングラスを
かけているところにその謎を解くカギがある気がする。)
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今日(11月2日)、受講者Nさんと話していたら
「安齋肇って知らない。」と言うので昔の画像を
見せたら、「この人知ってる!」と納得してました。
みんなこっちの顔↓で覚えているんですね。
※次回の記事更新日は11月10日になります。
