情報食物連鎖 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「願望実現法で効果が出ない逆境人生 」です)

 情報食物連鎖

わたしが今まで願望実現法を行ってドツボにはまった
タイプの人を見ていると2つの特徴があります。

第1の特徴は、現実に役立つ実用書・専門書の類を
全く読まないことです。


本棚には成功法則や願望実現に関する本がズラーッと
並んでいます。

他にはマンガや雑誌、小説の類をたまに読むくらいです。

第2の特徴は、願望実現や能力開発系のセミナーに出れば
問題が解決すると考えていることです。


例えば、ここに派遣で中小企業の経理をしていて、社保込みで
年収200万円、貯金がほとんどない35歳の男性がいて、

年収1000万円になりたい。

という願望を持ったとします。

もし、彼がまだ中高生なら有名大学に入って、外資系や国内の
大企業に入社して年収1000万円を得るという選択肢があります。

また、35歳の彼にヘッドハンティングされるくらいの優れた
ビジネススキルがあれば、外資系企業にでも中途入社して
年収1000万円になれる可能性があります。

しかし、若くも無ければ、特殊なビジネススキルも持ち合わせて
いなければ、自分でビジネスを立ち上げるくらいしか
年収1000万円を達成する方法はありません。

すると彼には

どういうビジネスを立ち上げるか?

という選択をする必要が生まれます。

そのためにはいろいろなビジネススタイルについての情報を
集める必要があります。

例えば、わたしがある分野について調べるときは、その分野の
基本的な仕組みを理解することが出来る本(それぞれ違う著者)
を5冊選んで読んでみます。

もちろん、ただ読み流すだけではなく、重要な文章にラインを
ひいたり、ノートに要約して読み返したりもします。

そして、読んだ中で内容が良かった本の著者の関連書籍や、
巻末の参考書籍をまた5冊選んで読みます。

このくらい読むと、その分野の基本用語や、情報を判定する
判断基準を身につけることが出来ます。

ネットで情報を得るのはその後です。

ネットの情報は書籍に比べてどうしても信憑性が落ちるので、
先に情報の取捨選択の価値基準を身につける必要があると
個人的には考えています。

もちろん本の情報も参考程度で完全には信用しません。

以上はあくまでわたしのケースに過ぎませんから、他人が
同じことをする必要は全くありません。

ただ、自分の残りの人生全てかけて目標に取り組む際に、

この程度の情報を集めることは最低限必要なのでは

ないでしょうか?

ここで、

いちいち本を読むなんて面倒臭いなぁ。

と思う人は、

個人ビジネス 年収1千万円 セミナー

のキーワードでググって、

「半年で年収1000万円!!最強個人ビジネス起業セミナー」

(これ↑は、今この場でわたしが適当に考えた名称です。)

とかいうセミナーやら教材にお金をつぎ込むことになります。

このように情報を得る手間を惜しむ人間は情報弱者になって、

「マニュアル通りに行うだけで月収100万円。」

「ビジネスを始めた次の月には収入が入ります。」

「1日、3時間の作業しか必要ありません。」


などという、

「頭を使わず」 「努力せずに」 「すぐ儲かる」

の3拍子がそろったビジネスを永遠に捜してお金と時間を
注ぎ続けるわけです。

それはそれでカイジみたいな面白い生き方でいいと思います。

また、中には本当に、頭を使わず・努力せずに・すぐ儲かる
ようになるセミナーが存在するのかもしれません。

確かな事は、上記のようなセミナーを行って成功を収めている
主催者側の人間は情報弱者ではないということです。

彼らは楽してお金を儲けようとする情報弱者の人間性・行動パターンを
観察し知り抜いていて、頭を使い時間をかけて巧妙に彼らからお金を
絞り上げていくプロセスを作り上げるわけです。

要するに、セミナーに来たり、教材を購入する人間に対して、
主催者側は
情報量・思考能力において、圧倒的に優位な
立場にある情報強者なわけです。

わたしがこの両者の思考法・行動パターン観察していると、全く真逆の
性質を有していることに非常に興味を惹かれます。

どのようにして彼らの違いは形成されるのでしょうか?

まぁ、こういった個人的な興味はさておき、

わたしはこのような両者の関係を、

 情報食物連鎖

と呼んでいます。

自然界では個体の大きさや武器となる爪や牙の有無が強弱を決定しますが、
人間社会では情報の量と質の違いによって、食物連鎖の強者になるか弱者に
なるかが決定するわけです。


人間社会は食物連鎖と同じくピラミッド型の階層構造となっており、

その人がピラミッドのどの高さに位置するかを決定するのが情報

なんですね。


高藤総一郎は「仙道未来予知学」において、情報を得ることの重要性に
ついて繰り返し述べています。

彼は、

「情報=気の一種=現実的パワー」

というこの世の仕組みについて理解していたわけです。

逆に言うならば、自然界と同じで強者と弱者がいるから人間社会は
成り立っているのかもしれません。

そして、ある程度こうした世の中の成り立ちについてわかっている
人間は、まず最初に書籍から情報を得ようとします。

しかし、最低限の情報(10冊程度の書籍)を得る事もなかなか
骨が折れる作業になります。

例えば、普通のサラリーマンは残業を含めて、朝の8時に家を出て
帰宅するのは20時過ぎくらいだと思います。

それから食事をして風呂に入り、TVやネットを観たり、メールに
返信でもしていたら、気づけば深夜です。

その後ベッドに入り目覚めれば朝の7時になっていて、それから慌てて
朝食をとり、着替えて家を出ることになります。

こういうタイプの人は決まって、

(じゃあ休みの日にまとめて本を読もう。)

と考えます。

しかし、いざ休みになるとそれが出来ません。

なぜなら人間というのは、普段行っている習慣を継続しようとする習性が
ありますから、休みの日もだらだらと

TVで録画した番組を観たり、ネットサーフィン、メールの返信、

ツイッター、LINE
等のSNS、掲示板やブログへの投稿、

スマホのアプリ、そ
の他各種ゲーム、

で時間を潰してしまいます。

また、仮に休みの日にぶっ続けで本を読んだとしても、人間の集中力には
限界がありますから、試験の前日の一夜漬けのように2~3日経ったら
内容はほとんど残っていません。

こうなると、やはり毎日の仕事以外の時間を使うしかない。

TV、ネットサーフィン、メール、SNS、ゲーム

を止めなくてはならない。

何かを得ようとすれば、何かを捨てなければならない。

というのはこの世の真理なんですね。

自分の目的のために必要なものとそうでないものを分けて、
必要なものだけを選択して実行できる人間のみが目的を
達成するわけです。

例えば、ビジネスを立ち上げて成功させるような人間は
例外なくそれが出来ています。

それが出来ない人間は、どうしてもTVやネット、ゲームが
止められない。

情報弱者となり、情報強者が立ち上げたビジネスに安価な
労働力として一生雇われることになります。

道を歩いていると、歩きながらスマホを片手に、ネットや
ゲームをだらだら続けている10代、20代の人たちが
溢れています。

彼らを見ていると、ユニクロ会長の柳井氏が、

将来、年収1億円か年収100万円に分かれて中間層が
減っていく


と語った内容は現実化するのだろうと実感します。


 つづく


※次回の記事更新日は7月10日になります。






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