願望実現法で効果が出ない逆境人生 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

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背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「神秘行で感覚を開く本当の目的 」です)

願望実現法で効果が出ない逆境人生

前回の記事では、受講者Iさんの腰痛体験を引き合いにして、
「波動の変化→現実の変化」というこの世の法則について
説明しました。

このように、わたしが受講者やそれ以外のいろいろな人の波動を
読んでいて常に感じるのは、

「まず波動が変化して、次に現実に変化が起きる。」

という事です。

Iさんの場合も

①腰の波動の変化
  ↓
②現実(肉体レベル)での腰の痛み

という順序で変化が起きたわけです。

そして、例としてイメージによる願望実現法を
挙げました。

①波動の変化が起きる。
  ↓
②現実が変化する。

というこの世の仕組みを体感し、コントロールできるように
なることが神秘行の本質なわけです。

一般の成功法則では体感を無視して、ひたすらプラスの言葉を唱えたり、
イメージを作ったりします。

しかし、そこには肉体レベルでの実感が無い、単なる頭の中で作り出した
言葉やイメージに過ぎません。

そのため一部の適性を持った人間しか効果が無いわけです。

この内容に対して、

波動感覚が体感できない人は願望実現法を実行しても
効果が無いんでしょうか?


という質問が寄せられました。

結論から言いますと、波動感覚による「波動→現実」という
体感が無くとも願望実現法で効果を出すことは十分可能です。

ただ、その分うまくやらないといけません。

わたしが今まで気功指導をした人の中にも、さまざまな願望実現法を
実行している人達がいました。

その中で一番多かったのは、

「お金持ちになりたい。」

という願望です。

そういう人達に対して

「○○さんは、どんな願望実現法を行っているんですか?」

と聞いてみると、

①○○の神様に願掛けをしている。

②○○のマントラを唱えている。

③金運グッズを身につけている。

④「自分は毎日豊かになっている。」とアファメーションを唱える。
 または紙に書く。

⑤自分がお金持ちになって豊かな生活をしている様子をイメージする。


という、大体5パターンに分かれます。

次にわたしは以下の質問をします。

「それでは○○さんは、最近どんな本を読んでいるんですか?」

この答えを聞くと、その人の願望が現実化する度合いが分かります。

わたしの経験では、どんなに願望実現法を行っても効果が無いと
いう人は成功法則に関する本しか読んでいません。

本棚には、

「絶対に願いがかなう○○の法則」

「あなたの願いが全て適う○○のマントラ」

「一瞬で想い通りの自分になれる最強の○○願望実現法」

(↑は、全て一瞬で適当に思いついた題名です。)

などという本がズラーッと並んでいます。

その他に読む本は小説や漫画、雑誌などで、
現実に役立つ実用書や
専門書はほとんどありません。


本以外の特徴としては、高いお金を払って何かのセミナーに行けば、
それで問題が解決すると考える傾向があります。

わたしから見ると、こういうタイプの人には2つの問題点が
あります。

1つは、これは過去の記事でも書いてきましたが、いろいろな
願望実現法を行ってきたのに効果が無かったというパターンを
繰り返してきたため潜在意識に、

「自分はどんな願望実現法を行っても効果が出ない人間だ。」

というメッセージが深く埋め込まれてしまっているという事です。

こういうタイプの人は、願望実現法を続ければ続けるほど
負のメッセージが潜在意識に埋め込まれていきます。

わたしがこのタイプの人にアドバイスを求められた時は、

「もう願望実現法やスピリチュアルの類は一切止めて、一般常識に
 基づいて合理的に物事を考えながら、地道に努力を重ねた方が
 いいです。」

と答えることにしています。

これは当たり前の事で、

「自分はどんな願望実現法を行っても効果が出ない人間だ。」

というメッセージが潜在意識に深く刻み込まれ、それが現実化
している人間が、さらに願望実現法を行えば行うほど傷口は
深くなります。

願望実現から逆の方向、「破滅」へ人生が進んでいきます。

これを防ぐには、まず最初に負へ向かう流れをせき止めなければ
なりません。

そのためには負の流れの原因になっている願望実現法を切り捨てる
必要があるわけです。

しかし、わたしがこう忠告すると、

(願望実現法もスピリチュアルも止めれとは、COSMIC SHAMANは
 マイナス思考だ。)

(というより、あいつ自身が邪気なんだ。)

(それよりもっと効果のある○○のマントラを唱えていれば、
 あらゆる願望はかないますぞ。)


などと考えて、逆にのめりこんでいくタイプの人がいます。

こういうタイプの人を見ていると「逆境無頼カイジ」みたいな性格だと思います。

「カイジ」は実写版映画やアニメにもなっているマンガ作品なのですが、
知らない人のためにウィキペディアの解説をコピペします。

第1章「希望の船」

上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の
遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押し付けられ、法外な利息に
より385万円にまで膨らんでいることを知らされる。

遠藤に誘われるままカイジは、負債者に借金一括返済のチャンスを与えるという、
フランス語で「希望」の名を冠すギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。

第2章「絶望の城」

エスポワールから辛くも生還したカイジだったが、借金返済はならず、その総額は
600万円以上に膨れ上がっていた。

4ヶ月後、アルバイト生活に戻っていたカイジの前に、再び遠藤が現れ、新たな
ギャンブルを持ちかける。

今度こそ勝つと決意したカイジは会場である「スターサイドホテル」へと向かい、
決死の勝負「鉄骨渡り」に挑む。

第3章「欲望の沼」

スターサイドホテルの勝負で兵藤に敗れ、さらに借金を約1000万円に増やす
ことになり、逃亡生活を送っていたカイジは遠藤に再びギャンブルを紹介する
よう依頼する。

しかし規定によりギャンブルは紹介されず、逆に拉致されたカイジは
帝愛グループの地下施設で強制労働をさせられることになった。

カイジは一日外出券を得るために金を貯めようとするが、所属するE班の
班長・大槻の巧みな篭絡により金を使い果たす。

大槻はさらにカイジに給料を前貸しし、自身の主催する「地下チンチロリン」
に誘い込む。

大槻に大敗を喫してさらなる借金生活に追い込まれるも、カイジは大槻の
イカサマに気づき、自分と同じ境遇にある通称「45組」の5人と団結し、
打倒大槻のために決起する。

こういう具合にカイジはギャンブルでどんどん借金を増やし、その度に
ますますのめりこんでいきます。

第4章「渇望の血」では一度は借金を完済したのに、またギャンブルの
世界に戻っていきます。

わたしから見るとカイジは頭も切れるし、度胸も人を見る目もあるわけですから、
元手のあまりかからないネットビジネスでも始めて、地道に人脈を作りながら
少しずつ収入を増やして、家庭でも持てばいいのにと思います。

でも、そういう生き方が出来ないわけです。

願望実現法でうまく行かないのにどうしても捨てられず、人生が悪く
なっていく一方の人たちを見ているとカイジを連想します。

競馬、スロット、FX、先物取引など、ギャンブルや投機にはまった人は
そこから抜け出して堅実な人生を歩もうとはしません。

パチンコで借金を作った人はパチンコでお金を取り戻そうとします。

願望実現法にはまった人は、願望実現法で宝くじが当たったり、うまい話が
舞い込んでいきなり年収が何倍になるような、一発逆転的な甘い考えを
どうしても捨てられません。

開運グッズやセミナー、成功法則本を読むことにお金と時間を注ぎ続けます。

時間とお金を使う方向を変えれば負の流れも変えられるのに、カイジと同じで
決して抜け出せないわけです・・・。


  でも、カイジがギャンブルしなくなったら面白くも何ともないですよね。



  つづく




 
 ※次回の記事更新日は7月1日なります。


 

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