気脈を開くのに時間がかかるようになった理由 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「気と東京スカイツリー 」です)


気脈を開くのに時間がかかるようになった理由


前回の記事では、手のひら(指先)の気の感覚を利用した株式相場の
予知テクニックについて説明しました。


しかし、手のひら(指先)の気の感覚は誰でも感じられる代わりに
個人差が大きいため正確さに欠ける傾向があります。


そこで高藤氏が紹介しているのが


〈テクニック④〉チャート表の未来をイメージで読む

 になります。


初歩の人は、①~③までしかできないが、少し進んだ人は、さらに
イメージ法を使ってみる。やり方は次の通りだ。


まず①から③までやってから、すぐチャート表を見て、そのグラフを
しっかりと意識に刻み込む。


その後すぐに目をつぶり、グラフの先を心の目で見ていくと現実には、
つぶった目で見ているのだが、こう書くとわかりにくくなるので仮に
そういおう。


こうすると、描かれていないはずのグラフが先の方まで見える。


これが将来の株価だ。


もっとも、その見え方は、人さまざまで、ある人にはなんとなくと
いった感じ、ある人にはそれこそギラギラ輝く光にシルエットと
して見える。


一般的にいって、スーパービジョンの出来る人はもっとはっきり、
次いで集中力のある人がこれに次ぐ。


「気」の強い人はまぁまぁといった感じで、一般の人は、ほんの
かすかといった感じになる。


いずれにせよ、いまがどうであれ、訓練していけばどんな人でも
はっきりとこれを見ることができるようになる。


といっておく。


①~③まではただ単に


「手のひら(指先)で気を読む⇒皮膚感覚」


だったのが、④のテクニックからいきなり


「グラフの先を心の目で見ていく⇒視覚」


へと変化します。


以前このブログ記事で角川書店社長についての


彼は、勝負事に異常な勘がひらめくというのだ。


特に、麻雀などは、名人の域を超えていて、相手のパイが
全て透けて見えてしまうというのである。


このため、マスコミ界でも、彼は無敵で、有名な麻雀作家も
彼にはなす術がなかったそうだ。


というエピソードや、


雀鬼・桜井章一氏が、


体重が100kg以上あるプロの格闘家を指一本で押して倒した。


格闘家が踏ん張っていても何故か倒されれしまうので、「どうやったのか?」
と聞くと、本人は「相手の体に光の点が見えてそこを押すと倒れる。」と

答えた。


という話を紹介しました。


わたしはこういう能力について、


言い換えれば、皮膚感覚しか無かった状態から、いわゆる第六感が
開いた状態へと変化したわけです。


この第六感が高められた状態を、霊能者はよく「霊能が開いた。」と
表現します。


と説明しました。


要するに、


テクニック①~③⇒皮膚感覚の延長


テクニック④  ⇒霊能(第6感)が開いた状態


となります。


高藤氏は、


初歩の人は、①~③までしかできないが、少し進んだ人は、さらに
イメージ法(テクニック④)を使ってみる。やり方は次の通りだ。


という感じで、「皮膚感覚」から「霊能が開いた状態」へすんなり
移行できるように書いていますが、わたしの経験では両者の間には
相当な差があります。


それを実感するようになったのは気功指導を本格的に始めるように
なってからです。


色々な人を指導していると霊能の開き方には非常に個人差が
あることが分かりました。


わたしの経験では受講者が深部小周天(脳内にエネルギーが流れる
ようになったレベル)をマスターした辺りから差が出始めます。


※注  厳密には深部小周天は、


①脳の内部に気が流れる


②任脈の深い部位を気が流れる


の2つの条件が必要ですが、便宜上この記事では 


①脳の内部に気が流れる


状態のみでも深部小周天と呼んでいます。


ちなみに、わたしのもとにはいろいろな流派で気功を習ったという人が

来ますが、深部小周天に至っている人はほとんどいませんでした。


ほぼ99%近くの人は気が流れているのは皮膚のすぐ下の経絡レベルの

浅いルートで脳にエネルギーが到達していません。


(代わりに中脈が通っている人は何人かいました。)


ただ、気功を行ってなかなかうまくいかない人が、わたしのところに

くるわけですから、これは当然の話だと思います。


そして、残り1%というのは、わたしの元師匠が作った気功グッズを使って

いた数人と、偶発的にクンダリ二ーが上昇した経験があるという人たち

だけでした。


この


「単に皮膚の下を気が流れているだけの小周天」



「深い部分を気が流れて脳に到達している小周天」


には天と地ほどの差があります。


能力開発=脳力開発ですから、脳にエネルギーが流れない状態で

いくら皮膚の下に気を流しても単なる健康法としての効果しか

望めないわけです。


わたしがこう書くと、


「自分の小周天は脳にエネルギーが到達して

 いるのでしょうか?」


と質問してくる人がいるかもしれませんので、ここで見分け方を

書いておきます。


(現在、多忙なため個人的な質問には答えられませんので。)


それは、小周天で督脈に気を上昇させた時、あるいは日常生活で

気の勢いが増して自然と上がった時に、


・頭蓋骨の内部を空気のかたまりが移動するような
 圧力感をはっきり感じる。


・脳が動く感覚がある。


・気が通った脳の部位が温かくなる。


・百会・印堂などの頭部チャクラに脳の内部から圧力感がかかる。


というようなはっきりした感覚があれば脳内に気が流れています。


重要な点は、脳に気が通る状態を自分でイメージしてこうした感覚が
出現するのではないという事です。


今まで指導した受講者の中には、催眠術をかけてもらう、もしくは
自律神経訓練法を利用した自己催眠でトランス状態を作り出して、
イメージで気を深い部分に通している人がいました。


しかし、わたしがこういった人の波動をチェックするとエネルギーを
全く感じませんし、本人も催眠状態(トランス)にならなければ何も
起きません。


自分でイメージ(幻覚)のみを作り出しているわけです。


ですから、普通の日常意識状態で気が督脈を上昇して、その結果

として自然と上に書いたような感覚が発生しなければなりません。


ただ、この深部小周天への移行法について具体的に書かれている
書籍はありません。


これは仙道研究家 高藤総一郎氏も同様で、「秘法 超能力仙道入門」
でも具体的な方法は一切触れられていなくて、


「行が進めば自然とそうなる。」


くらいにしか書かれていません。


今まではわたしは、


「これは深部小周天への移行法を隠しているんだな。」


と思っていました。


しかし、最近は本当に


「行が進めば自然とそうなる。」


というのが真実ではないか?

と感じるようになりました。


気功の素質に恵まれた人のみが皮膚レベルの小周天を

続けている内に自然と移行するのが深部小周天であり、


そうした才能に恵まれた人間のみに、師匠が奥義を伝授する

というのが気功本来の姿なのでしょう。


高藤氏の場合は、偶然クンダリ二ーが上がった時に深部小周天の
ルートが開いたのだと思います。


わたしの場合は、波動プログラミングの能力で強制的に受講者の

気脈を開きます。


でも、考えてみたらこれってわたし独自の特殊能力です。

(念能力者のタイプ分類をするとわたしは特質系です。)


師匠の場合は、わたしのように強制的に気脈を開く能力は無かった
のですが、代わりに気功グッズを作るのがうまかったので、グッズと

相性のいい人は気脈が開いたわけです。


このように深部小周天は本来時間がかかるものなんですね。


逆に気脈を早く開くと問題が生じます。


わたしは指導を始めたころは波動プログラミングで受講者の

気脈をどんどん開いていました。


(3ケ月で丹道周天を開いた人もいたくらいです。)


しかし、そうしていると受講者の中には、


「もっとはやく気脈を開いてくれ!」


「まだ丹道周天を開かないのか?」


などと毎回催促するような人が出てくるようになりました。


(そういう方々には全員受講を中止していただきました。)


このように、あまり早く気脈を開いて行の効果を出していると、

気功自体に対する喜びや感謝の念が全く無い、結果のみを

追い求めるガツガツしたタイプの人間が集まるわけです。


また、苦労なしに行が進むと神秘行自体を甘く見るようになり、

後々必ず問題を起こします。


促成栽培は弊害を生むということですね。


わたしもそういうことが分かるようになったので、今はあえて

じっくり時間をかけて少しずつ受講者の気脈を開くように

しています。


そうすれば、長い時間をかけて気功を楽しめる人間だけが

残ります。


結局、自分はそういう人たちだけを相手にしていればいいの

だなと悟ったわけです。


このように、脳に気が流れるレベルの深部小周天は本来

時間もかかるし、達成した人も少ないものです。


しかし、そうして深部小周天を達成した人の中にも個人差があり、
全員が霊能がすぐ開くという事はありません。


開きやすい人、なかなか開かない人がいます。


そのくらい霊能には個人差があるんですね。



 つづく




※次回の記事更新日は9月20日になります。