能力開発で最も重要なこと | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「麻雀でサイキック覚醒 」です)

 能力開発で最も重要なこと

前回の記事では、角川書店社長や雀鬼・桜井章一といった
未来予知(ギャンブル)の霊能が開いた人物を紹介しました。

経営者の判断ミスは企業の倒産に繋がりますし、
「麻雀の代打ち」は命に関わったりします。

実際に角川氏は映画というまさに

「数億~数十億円の金をかけた丁半ばくち」

を現在も繰り返していますし、

桜井氏は対局中に日本刀を突き付けられて親指を
折られたそうです。

このような危機的状況によるストレスこそが、彼らが生来持っていた
霊能の素質を開花させる大きな要因になったわけです。

そして、未来予知の能力を利用してそれぞれの業界の第一人者
となり多額の収入を得たわけです。

(角川氏は相当浮き沈みありますが。)

すると当然以下のような疑問が浮かんでくると思います。

「それでは生来の霊能的素質を持たない普通のサラリーマンは
 未来予知能力を身につけてお金儲けは出来ないのか?」

その問いに対応する答えとして、仙道研究家 高藤総一郎氏は
著書「仙道帝財術」において、

「相場で儲けるための仙人式金儲けテクニック」

という文章を書いています。

内容は気の感覚を利用した株式相場の予知テクニックです。

以下で内容を抜粋します。

〈テクニック①〉新聞の株式欄に手をかざす

まず、新聞の株式欄を広げる。

そして、これに手をかざしてもらいたい。

手とはいっても、どのあたりかというと~(略)

さて、この株価がびっしり載せられている紙面から、
「気」が放射しているのがわかるだろうか。

少し、手を上下、あるいは左右に移動させてみるといい。

そこからでている「気」の強さの違いがわかるはずだ。

さて、株価の欄から出ている「気」の微妙な違いがわかるなら、
この感じをたよりにゆっくり手を移動させていく。

そして、ほかに比べて強く「気」が発している場所だけを
鉛筆で囲んでいく。

この章で高藤氏は資金の条件としては、

特にさし迫って使う必要のない金をかなり持っていること。

一般的に言って現在のように金余りの時代には200~300万円
くらいだ。

このくらいの資金がないと、最低分量の株、すなわち1000株
くらいも安心して買えないだろう。

と述べています。

「金余りの時代」という言葉には本書が出版された1990年という
バブル真っ盛りの時代性を感じさせます。

そこで当時のサラリーマンの平均年収を調べてみたところ、

1990年のサラリーマンの平均年収→425万円

2011年    〃           →412万円

と実は年収自体は13万円しか差がありません。

(ちなみに最高額は1997年の467万円でした。)

もちろんデフレ下で貨幣価値自体は現在の方が上がっている点や
株価の下落分などもありますが、ここでは単純に1990年と現在の
年収をほとんど同レベルとして考えてみます。

すると200~300万円という額は販売台数1位のプリウスが
新車で買えるくらいの値段です。

中古車を買うくらいの安さでもなければ、BMWやベンツのような
高級車を買えない絶妙な額だと思います。

わたしから見るとこの投資額の設定がこのテクニックの最も重要な
ところで、あまり少なすぎるとモチベーションが上がりません。

角川書店の社長や桜井氏の例のように、潜在能力が発揮される
ためには、ある程度の危機感が必要なわけです。

この危機感を通してさらに投資額について見てみると、

2011年のサラリーマンの平均貯蓄額が、

30代→645万円

40代→1235万円

となっています。

これは

30代→645万円  ⇒投資額200万円(31%)  

40代→1235万円 ⇒投資額300万円(24%)

になりますから、貯蓄の1/3を投資に回す計算となります。

このくらいが適度なプレッシャーがかかる額なわけです。

これがほとんど全財産を投資にまわしたり、信用取引を行うと
プレッシャー重くなりすぎてかえってうまくいかず潰れるケースが
多くなります。

このように能力開発で最も重要なのは本人のモチベーションです。

わたしの指導経験から言っても、いくら能力伝授をしようが気脈や
チャクラを開こうが、本人に積極性がなければ効果は出ません。

これについては高藤氏はよく理解していて、著書においては
この点が何度も力説されています。

例えば、「秘術!超能力気功法奥義」の第4章「頭の回転をよくする
超常的頭脳の開発法」では気功を応用した超速読法のテクニックが
紹介されています。

気功法のテクニックを使って頭を特殊状態にし、原稿を書くのに
必要なことがそのページを見ただけで目に入るようにしておく
のである。

あとはページをどんどんめくっていきながら、しおりを片っ端から
差し込んでいく。

この方法を使うとページをめくるだけですむから、1ページを数秒間
といったペースで読み進められる。

1日(といっても正味2~3時間)で10冊くらいは軽く読めるのだ。

もちろんこれでも、どういうようなことがどこに書いてあったか
ちゃんと覚えているのではある。

今では、中国語の原書にも使えるようになった。

高藤氏はこの方法により、

いちばんひどかったときなど締め切りまで1週間しかなかったので、
4日間で50冊の資料を読み、残りの4日間で50枚の原稿を書いた
ことがある。

この時はさすがに頭が混乱寸前にまでなってしまったが、どの本の
どこに何が書いてあったかということだけは最後まで忘れなかった。


といいます。

さらに高藤氏は超速読法のテクニックを身に付ける過程で、
一瞬見たものの映像が写真のように頭の中に浮かび上がって
くるという瞬間記憶術まで身につけたそうです。

「秘術!超能力気功法奥義」ではそのための具体的なテクニックが
説明されているのですが、そこで最も強調されているのが本人の
モチベーションです。

なお、ここまでのテクニックはあくまでテクニックであって、これだけ
やったからといって、即すごい頭脳の持ち主になれるわけではない。

そうなるためには、最後の条件、必要に迫られてるということが
必要なのである。

テクニックを獲得したからといって、全ての人が同程度の能力の持ち主に
なれるわけではない。

つまりその人が、これを切実に必要としているのでなければ、こうした
能力は最大限には開発出来ないのである。


高藤氏の場合は、一連の仙道シリーズの他にいろいろな雑誌からの
原稿依頼があったことが、能力を目覚めさせるモチベーションになった
わけです。

わたしのもとにも、たまに

「気功を利用した速読法を教えてもらえないでしょうか?」

という質問が寄せられたりします。

しかし、わたしは高藤氏のように原稿を依頼されることが
ありませんから速読は行っていません。

というよりも、文章の意味をしっかり理解できるまで時間をかけて
読む「精読派」です。

大学の研究員のように短期間で大量のデータを読み取る必要がある
職業では速読が必要になるのかもしれません。

しかし、それ以外のケースでは本をさらっと読むだけでは何も残りませんし、
現実には役立ちません。

それよりも、速読を練習する暇があったら自分に本当に必要な本を何度も
読み返して、書かれている内容を血肉にした方がいいと考えています。

そのせいでしょうか、ある本が自分に本当に必要かどうかは波動を読むと
分かるようになりました。

先ほど紹介した「頭の回転をよくする超常的頭脳の開発法」の文章中でも

この方法に習熟すると、不思議なことにページをめくる前から、あるいは
本を手にしただけで、自分に必要なことが書いてある本かどうかが分かる
ようになる。


と同じような能力が紹介されています。

このように短期間で文章を書くために、大量の資料を読む必要が
あった高藤氏は

「速読」と「自分に合う本を見分ける能力」

が開発されました。

一方、自分に必要な知識を精読により時間をかけて吸収することを
目的にしているわたしは、

「自分に合う本を見分ける能力」

のみが身に付いたわけです。

ですから、能力開発がうまくいかない人は本当に自分がその能力を
望んでいるのか、モチベーションについてチェックする必要があります。

つづく


 ※次回の記事更新日は9月1日です。
 


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