保護団体にはたくさんの依頼の話が来ます
私はいち預かりですが
それでも保護活動をしているとどこかから聞きかじり
飼えなくなった犬をどうにかしてくれないか?
そういう話はよく聞きます
ではそういう話が来るたびに私がその子を預かり
里親募集をしていたらどうなりますか?
保健所やセンターで命の期限にさらされている子を引き出してあげたいのに
そういう子を引き取っていたら
処分されてしまう子を助ける事が出来なくなります
なので
里親募集をするのであればそのお手伝いはさせていただきます
とお話します
そうすると言われる言葉は決まっています
「犬を助けてくれるんじゃないの?保護活動してるんでしょう?」
昨日またそんな話がありました
近所の人です
アレルギーになったから犬を手放したい…と
こういう話が後を絶ちません
一番の被害者はワンコです
保護団体は審査が厳しいとよく言われます
でも
それは
この子達の事を本当に一生面倒見れるのか?
という事を確認したいだけなんですよ
仔犬の場合は将来どれくらいの大きさになるかわかりません
何度書いても
「どれくらいの大きさになりますか~?」
「何犬ですか~?」
とお問い合わせが来ます
酷い時は
「仔犬いますか?」
「プードルいますか?」
なぁんて問い合わせもあるんですよ
しかも名前も何も名乗らずに!
仔犬は親犬が分からないので将来どれくらい大きくなるのかわかりません
兄弟であっても
成犬時の大きさには差があります
だから飼育に関して大きさ等の制限がある住宅にお住まいの方は
仔犬の譲渡は難しいのです
「本当は動物禁止なんだけどみんな飼ってるから平気です」
と言われてもね~~💦
そんなところに安心して娘や息子を託せますか?
わが家にいるよりも確実に幸せにしてもらわないと!
それが最低条件です
どこの親も
子どもの幸せを願うから巣立たせる事が出来るわけでしょう?
仮の親だって
思いは同じです
アレルギーになったから
引っ越すから
子どもが出来たから
子供がアレルギーになったから
社宅に入ることになったから
歳をとって医療費がかかるから
病気になったから
新しい犬種がほしくなったから
飽きたから
捨てる理由には色んなケースがありますが
ここ数年多いのが
飼い主死亡
や
飼い主が入院して飼えなくなり家族の持ち込み
なんです
歳をとって時間もあるしさみしいし
犬がいれば元気も出るし、楽しいのはわかります
だったら
自分に何かあった時のことも考えてもらいたい
アテにしている家族は
犬が飼えるところに住んでますか?
子供に手がかかって犬をかうどころじゃない
そんな環境ではないですか?
子どもがアレルギーもちではないですか?
遠く離れた場所に住んでたら移動も難しくないですか?
自分に何かあった時
その子の事まで考えない人が多いんですよね
犬は一人では生きていけないんです
預かりって暇そうにみえるのかしら?
私が暇そうにみえるのかな?(笑)
暇だから一日何回も散歩してるわけではないのですが(;^_^A
いっぴき預かればどれだけ手がかかる事か!!
仔犬の場合はワクチンもあるし便検査もあるし
この時期はフィラリアのお薬を毎月貰いに行かなきゃです
そして毎日写真を撮ります
いつ里にあげて募集をすれば
見に来てくださる方もいるので毎日ブログを更新します
せっかく見に来てくださる方がいるのですから
毎日の様子を見てもらいたいし
それで気持ちが入っていくこともあると思います
写真を見ただけでは良く分からないですものね
いろんな角度から伝わるようにと思っています
一人決まればまた次の子を引き出す事が出来ます
だから預かりは日々アピールを頑張ります
センターではたくさんの子が助けを待っています
そして確実に処分もされています
助けてあげられる子はほんの一部
それでも一匹でも多くの子を助けてあげたい
なんか最後が情けない顔のホタテの写真になっちゃったけど(笑)
アグリは小さな会だけど
一人ひとり大切にお預かりして
愛情をもってお世話をしてその子たちの良さをお伝えしています
その子の性格などを詳しくお伝えする事が出来ます
31日の㈰はアグリ犬猫里親会の譲渡会です
仔犬からシニアまで
たくさんの保護っこが本当の家族との出会いを待っています
ぜひ一度保護っこたちに会いに来てくださいね
譲渡会情報→☆
アグリは小さな会ですが
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