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アリの集団行動から考える、有事に強いリスクマネジメント

日本経済新聞でとても面白い記事が掲載されていましたので今月は

その記事について、個人的見解を“てんこ盛り“にして考えていきたいと思います。 



『働かないアリ、あえて怠け者役 有事に強い多様な組織

と言う見出しで始まりました。(※2013427日付日経新聞から引用)


北海道大学の教授らが、150匹のアリを飼育して観察すると必ず働かないアリが出てきたと言う。働くアリは全体の90%、働かないアリは残りの10%だった。今度は90%の働くアリだけを集めて観察を続けたところ、ほとんど働かないアリが10%出現した。どんな集団でも個体毎の刺激の感度(反応いき値)が異なるため、結果的に怠け者が出てしまうのではないかと推測した。


働かないアリは何も怠けている訳ではない、疲れて働かないアリの代わりに一時的に働いたりする。全員が猛烈に働いていると突然巣に敵が進入した有事の際に誰も戦えず巣は滅びてしまう。絶滅リスクの回避を想定して、あえて効率の低い仕組みを採用し種の存続を最優先にしているのではないかと言う見解の文章でした。

そうなんだ~ 面白い! 久しぶりに新聞を食い入るように読み込んだ瞬間でした。


しかし、新聞と言う活字の情報には、読み手の思考感覚や理解度、思いこみ度によって全く違う認識を持つ可能性がある。人間社会で例えてみた場合、会社を経営する社長さんや役員さん、労働という対価で働く従業員さん、その集団の中に10%の働かない誰かがいると言うことになる。


誰なの?と言う後ろ指を指すことは考えないで、10%の役割を紐解いてみたい。作業の早さや処理能力は年齢という壁を取り払っても性格のバラツキや持って生まれた感性も違う。結果として世に言う仕事が“出来る人”、“出来ない人”と言う表現もその一つ。会社にはのんびりとした“ゆる~い”性格の人が居た方が、みんなの癒しになって落ち着くし、潤滑油になるという考え方もある。


釣りバカ日誌に登場する鈴木建設のハマちゃんが頭に浮かぶ。会社の雰囲気を良くして働き易い環境の整備、そんな風に思う人もいるだろう。しかし、仮に利益を生み出す仕事をしない人がいるとなると、常に利益から10%の減少となり、経営は安定するのだろうかと思ったりする。10%の価値の本質は何処にあるのだろう。有事への備え、不測の事態への対処、経営を揺るがす危機管理などへの対応が思い浮かぶが、一つとして怠け者が出来るマネジメントではない。


野球のリリーフ投手の頭の中は、いつくるか分からない有事にそなえて常に意識はグランドにある、モチベーションを維持し精神力と自己管理の緊張度は試合が終わるまで途切れることがないかもしれない。有事は時代や市場の延長線上に進化するリスクとして形を変えて会社に襲い掛かる。10%の働かないアリは全力で死守しなれければならない。日々90%の業務をこなすアリは90%の世界で全力で生きています。その世界を越えた有事には成すすべもなく全滅の道を辿ることも。

働かないアリとレッテルを貼られた10%の本質は、選び抜かれた精鋭集団なのかも知れませんね。


組織の中にも、「あの○○さんはいつも何をしているんだろう・・・」と思う方もお見えでしょう、有事に備えたリスクマネジメントに適応すべく日々模索して会社を観察し、連携という人と人を繋ぐ作業に時間を費やしています。有事=本番、練習する機会が無く結果だけが評価されます。あなたの会社の10%もきっと会社を守る精鋭だと思います。少し目をつぶって応援をお願いしますね、きっと有事にはスーパーマンに変身してくれるはずですよ!





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がラパス化現象は身近にあった

何事も突然起こりますよね!

スタッフからこんな声が聞こえた

それもそのはず

私個人もそうだが長年愛用してきたブランド会社を突然変えた

ブランド会社?

誰もが知っている携帯電話会社ドコモからauに変えた

理由がある

Iphone 4sを仕事用に使うためだ

電波の都合でSoftBankでの選択は最初からない

切り替えて1週間が経った

電波することもメールをすることもままならない

本当にiphone4は色々な意味で最強である

スタッフも言う

なかなかIphoneと友達になれない

少し恐怖症気味だと

う~ん…

全く同じである

最強の武器を普通に使える日がくるのだろうか?

友達になってくれるだろうか?

何はともあれガラパゴス化した脳ミソと思考をリセットして

未来に歩き出さなければならない

よし!

先ずは外見から…

Iphoneが可愛く見えるようにカバーを買いに行こう

多分スタッフも友達になろうと電気屋さんに走っていることだろう

頑張らんと…