#4883 負抜・30 No.13 by 陽成天皇筑波嶺の 峰より落つる みなの川恋ぞ積もりて 淵となりぬる No.40 by 平兼盛しのぶれど 色に出でにけり わが恋はものや思ふと 人の問ふまで No.48 by 源重之風をいたみ 岩打つ波の おのれの身くだけてものを 思ふ頃かな No.70 by 良暹さびしさに 宿を立ち出でて ながむればいづくも同じ 秋の夕暮れ No.75 by 藤原基俊契おきし させもが露を 命にてあはれ今年の 秋もいぬめり