新聞、ワイドショーなどで
取り上げられているので
詳細はそちらで・・・
退職金が減額されるからという理由で
年度末も迎えず、卒業式も知らん顔で
担任も辞めるなどというばかげたことが
おこる世の中になってしまったのか、
・・・つくづく情けない。
生徒のほとんどは
近所のおじさんおばさん以外の大人と
接する機会があるのは
おそらく学校ではないだろうか?
そして、先生と出会い、
語らい
時にはぶつかりながら
信頼関係を築いていくという過程を経験しながら
双方が成長していくものだと思っていた。
ところが、だ。
退職金が下がるから、辞めます、ときた。
ではいったい、何をするために「教職」を選んだのだろう。
責任放棄、といわれても弁解できないだろう。
この人たちが最後に生徒に教えたことは
「お金はなによりも、どんなことよりも大事・・」
ということだろう。
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ひと一人が、成人するまで約20年。
そのうちの何年かを共有することで
将来を展望し、自身を変えることを体験する。
先生方にはそんな貴重な瞬間にいることを
忘れないでいただきたい。
ワタシは、教員という職業が
「聖職」とは思っていない。
勤め人として
毎月のお給料を
企業は、利益の中から
公務員はそれを税金からいただいている。
経験や力量にふさわしい給与をいただけるならよいのだが、
残念ながら、放課後のクラブ活動や残業があっても
充分な手当てが出ないのが現実。まぁ、満額だしたら破綻するわね。
実際、過労死も他人事ではなく
ちょっと心配になることさえある。
まして、退職金も減額では、
気持ちもわからんではない。
が、
様々な職業があるなかで
わざわざ「教員」をえらんだ以上
すくなからず志があったはず。
加えて
生徒たちの信頼や
笑顔であったり
「せんせ~~」といって
慕ってくれる一瞬のかがやき。
そのあたりなんだろうなぁ、
しんどくっても辞めないのは。
生活する上でお金は重要な位置をしめるが
では、すべてか・・・
否! 。。。と信じたい。
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