今日は2度目の更新です!
本日平成22年11月30日、常用漢字表の改定が告示されました。
※常用漢字につきましては、「山上談義(第1回:常用漢字と当用漢字)」http://ameblo.jp/prof-hiroyuki/entry-10511308457.html もぜひ御覧ください!
この改定により、常用漢字は1981年に定められた1945字から2136字に増えました。(但し、匁など削除された文字が5字有ります。)
その前の当用漢字が1850字ですから、今回の字数の変化はかなり大きなものです。
背景としては、ワードプロセッサの発達によって画数の多い漢字でも多用されるものが出てきたから・・・とはよく言われています。
さて、語学に興味をもつものとしては「漢字検定」の事は気になります。
私の「持っている」級とは関係ないのですが、第2級はこの様になっています:
「小学校・中学校・高等学校で学習する常用漢字を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。人名用漢字も読めるようにする。」(漢字検定HPより抜粋)
・・・という事は、常用漢字の加減で2級以下の対象漢字数が変わる事になります。
漢字検定協会の対応を気にしていたところ、協会ホームページにて本日この様な発表がありました:
「新しい(常用漢字表に基づいた審査)基準に基づく検定を平成24(2012)年度第1回検定より行います。」
来年度からではなかったのですね。。。