今日は「空の日」~由来となった航空機は飛行機ではなかった。 | Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

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昨日http://ameblo.jp/prof-hiroyuki/entry-10653344020.html に引き続き「今日の日」シリーズとなっていますが、御容赦下さい。


更新を予想されていた方もいらっしゃるでしょうが、本日9月20日は「空の日」。

1911(明治44)年のこの日に、「山田式飛行船」が東京上空一周を1時間ほど飛行した事に由来します。

そして、これが日本初の動力飛行でした。


(「山田式」は山田猪三郎から。和歌山出身で、日本の飛行船のパイオニアでした。)


ということで、もとは「航空の日」。1992(平成4)年に現在の名称になりました。


この飛行船、確かに航空機なのですが、重航空機である飛行機とは違って軽航空機です。

両者は、


航空機・・・空気よりも「軽い

航空機・・・空気よりも「重い


という様に分類されます。


確かに気球や飛行船は自らが浮かび上がりますが、飛行機やグライダーなどの重航空機は前進しないと(揚力を得ないと)浮き上がりません。


「航空の日」でも良いとは思うのですが、どうやら今では飛行船ではなく飛行機が「航空機の代表」となっていますからね。