『ジョ!ジョ!ヒ!』とはどこでしょう? | Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

・歴史旅行記や言葉(日本語・フランス語・ドイツ語など)へのこだわりや検定・歴史散策などの実践録を書き綴ろうと考えています!    
                      
<本記事を引用された場合、その旨を御連絡頂けると有り難いです。>

(※もちろん、実話です。)

上のタイトル、何のことだか分かりますか?


昨日は東京出張。

夕刻に飯田橋の欧明社さん(フランス専門書籍)で予約を終えた後で列車に乗っていると、老若男女の外国人6人が大きな声で語らっていました。

耳を傾けと「Pero(しかし)・・・」間違いなく、スペイン語での会話でした。


そして、「ある駅」に近づいた時に彼らがこう叫んだ訳です。


「ジョ!ジョ!ヒ!」「ジョ!ジョ!ヒ!」「ジョ!ジョ!ヒ!」


「Yo yo gi」・・・そうです。「代々木」です!


彼らはわざと言っていたのでしょうね。

なぜなら、ローマ字読みが基本のスペイン語においてy行とj行とg行とが『いわゆるローマ字読み』とは大きく異なる箇所なのですから。


ya, yu, ye, yoは「ジャ」「ジュ」「ジェ」「ジョ」!

そしたら、”j”はというと、

ja, gi, ju, ge, joが「ハ」「」「フ」「ヘ」「ホ」

の様に使います。(なお、「ギ」は”gui”で表します。)


確かに、Yo-yo-giの組み合わせ・・・スペイン語話者には、『日本のローマ字読み』を聞いていて『最も違和感のある組み合せ』と推察出来ます。


「おいおい、Yoyogiを『ヨヨギ』なんてアナウンスしているぞ!」


彼らの異常(?)な反応も、こう思いながらの事かもしれません。


『ジョ!ジョ!ヒ!に気を付けよう!』・・・なんか暗記法みたいですね!!