お客さまチームの新人たまちゃん（内田）が珍しく
「堀場さんに代わって欲しいとお客さまがおっしゃています」と
私に電話を取り次いでくれました。
むむ？クレームなのかな？
と思いながら電話を代わってみたら・・・。
その声の主は10年来のお客さまから。
「先日はバースディカード、ありがとう」って。
プロ・アクティブではその月のお誕生日の方に
なすこ（スタッフ湊）が描いてくれた
このカードをお贈りしています。
その裏に添えた私からの一言が嬉しかったのだそう。
喜んでいただけて、嬉しかったので、
「元気に今年もお誕生日を迎えることができて
ほんとうに、よかったですね」
って、さらに元気な声でお応えしました。
すると、その方。
「実は主人を亡くしてね」と一言。
数年前からご病気の事は存知あげていましたが
まさか、そんな・・・と絶句でした。
お辛い時期に脳天気に「おめでとう」のハガキを
送ってしまったことをお詫びしたら
「そんなことないわよ。言ってなかったんだから
知らなくて当然よ。
とっても美味しそうなかわいいバースディカードが
届いて、堀場さんの一言が
ほんとうに嬉しかったんだから」と。
ご主人は、最後まで、プロアクの商品を
頼りにしてくださっていたとのこと。
そして、看病していた奥さまにとっては
注文の時のプロアクのスタッフの対応が
「心の栄養」になっていたと、言ってくださいました。
なんて、有り難いお話なんでしょう。
ゆの里のお水にずいぶん助けられて
ご主人とゆの里へ行きたいと思っていたけれど
行けずじまいだったのが残念だとも。
でも、ね。
奥さま、こうおっしゃっていました。
「主人はね、千の風になっていつでも私の傍にいるのよ」って。
だから、今年の秋のゆの里ツアーはぜひ
ご主人の分まで一緒に参加したいって。
ゆの里へのツアー。
そんな思いで参加を心待ちにしてくださっている方も
いらっしゃるんですね。
しっかり計画して、みなさんをお連れしたいと思います。
人の苦しみや痛みに寄り添うことは
私にできることではないかもしれません。
でも、私になりかわって、私達からお届けしている
商品が、そっと寄り添ってくれているとしたら、
それで、いいのですよね。
ううん、それがいいのです。
一枚のバースディカードが教えてくれました。
吉祥寺の空。
曇りのち晴れです。
夏の気配を感じさせる青空が広がってきました。
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