えーと以前haruさんに、ドール写真を撮るときに気をつけてることをまとめて記事にしますね~と言ってたので、今更ながらまとめてみようと思います。
決して忘れてたわけじゃないんですよ~。いやホント(^^;)
この記事5月ぐらいからずっと書いてるもん(笑)
サンプルにするちょうどいい写真がなかなかなくて、かなり古いのまで掘り返しました。
まず前提として、私の環境やスペックですが
・デジタル一眼レフ ニコンD100 (十年くらい前のモデルです…)
・万年初心者(露出とか開放とか絞りとか、難しいことわかりません!未だにシャッタースピードも調節できないというorz)
・いまだにガラケー使いなので、スマホ撮影とかは全然わかりません。ごめんなさい。こんな感じですみません…
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【照明編】
【構図編】
【ポーズ編】
こんな感じで書こうと思います。
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【照明編】
まずやっぱり太陽光さまさまです。私人工照明うまく使いこなせるほど上級者じゃないので(笑)
蛍光灯の明かりだけだとどうしてものっぺりとした印象になってしまいます。
ほぼ同じ写真ですが、
色味の違いもありますが、太陽光の方がシャープに撮れる気がするんですよね。
室内光だと、なぜか微妙にボケるというか、細かいところまでキリリとクリアに写らないんですよ。多分これは私のせいだとは思うんですが、室内光だとどうしても目で見ているより光量が足りないのかもしれません。
色味に関しては、室内光の方がややオレンジより、太陽光の方が青みがかった感じになるかな、という印象がありますが、室内光でも昼光色のものは青っぽく撮れるようです。
とにかく、なるべく光源は太陽光。お日様はカメラ初心者の強い味方なのであります!
ただ、窓際で撮る場合、角度が固定されてしまうのが悩みどころ。
↓反対側はやや暗くなってしまいます。
そこで、レフ板を活用しましょう。
レフ板といっても、特別なものは要りません。真っ白の大きなものがあればそれでOK。
私は以前はドール撮影の壁に使っているプラボードを使うことが多かったのですが、最近は手近なプリンタ用の白い印刷用紙を使ってます。紙の方が手に持って曲げられる分、顔に光を集中させられるからいい感じ。
すぐ近くに置いて、角度をちょっと動かしながら、うまく当たる角度を探してくださいね。
りく君の顔の明るさが全然違います。
エイジくんの顔の右側にできていた影も消えました。
ほんとこんな小さなことで結構変わるんですよ~。
そしてどうしても太陽光が使えない場合は室内光で工夫します。
光量がどうしても不足しがちなので、多少の工夫が必要。
フラッシュ(ストロボ)を活用するのもありです。
・フラッシュを使う場合
どうしても近距離からの撮影になりがちですが、近くから当てると白飛びしてしまいます。
フラッシュの光が強すぎると思ったら、少し光を遮って光量を抑えるという手もあります。
私は、不織布などをフラッシュに巻きつけて光を調節しています。ティッシュとかでもOK。
とにかく、完全には光を遮らないように、少し向こうが透けるようなものでフラッシュを覆ってしまいます。
まだ明るいなと思ったらティッシュを重ねたりすることで、簡単に光量調節できますよ~。
あと、顔への光の当て方は重要。
特にリカジェニの場合、目の部分に光が入ると、どうしてもおもちゃっぽさが強調されてしまいます。
↓瞳に光が反射してしまってます。失敗。
↓やや上から撮り直し。
↓これも失敗。やはり瞳に光が入ってます。
↓顔を少し横に向けて正面から光が当たるのを避けました。
このように、なるべく顔の真正面から光を当てず、右か左どちらかにずらしたり、お人形の顔を斜めに向けたりして、反射する光を逃がすといいと思います。
このアイプリの反射に気をつけるようにするだけでも、写真の出来は結構違ってきますよ~。
グラスアイのドールの場合、逆に瞳に光が入るようにしたほうが生き生きと撮れると思いますけどね。
それは私の守備範囲外なのでパス(^^;)
・フラッシュを使わない(室内光のみ)場合
まず、光源の真下で撮らないこと!これは鉄則です。
お部屋の天井にある照明から少し離れて撮ります。
真下で撮ると、どうしても顔に影が出来てしまいます。
前髪ありの子はもちろんのこと、そうでない子も顔の凹凸が微妙な影を作ります。
顔を照明の方に向けて、その光が斜め上から当たる位置がベスト。
この位置だと、真ん中の子は顔に影ができます。(この撮影は写真左の窓からの太陽光のためそうはなっていませんが)。左右のりく君、エイジ君くらいの位置で撮ると、多少はマシなはずです。
これも、照明の真下で撮ってしまって、顔が暗いので没にしたやつだと思います。
もちろんレフ板も有効活用しましょう!
写真に写らない位置に白い板状のものを置いたり、足元の床を真っ白にするだけでも違います。
デスクスタンドや、その他間接照明を使うのもアリ。
長くなったので記事を分けます。