【パワーポイント】 フォントをカスタマイズする。 | パワポ部

【パワーポイント】 フォントをカスタマイズする。

ずいぶん前に、「PowerPoint2007のインターフェースをカスタマイズする。」という記事を書きました。これは、パワーポイント2007のクイックアクセスツールバーを便利に使いやすくする、というものでした。まだ設定されていない方はぜひ試してみてください。

今回はその続編とも言うべきカスタマイズ。
「テーマフォント」の作成です。

パワーポイント2007では、新規スライド作成時に「Office」というテーマフォントが適用されます。その内容は下記のとおり。

見出しのフォント(英数字):Calibri
本文のフォント(英数字):Calibri
見出しのフォント(日本語):MS Pゴシック
本文のフォント(日本語):MS Pゴシック


「Calibri」は「カリブリ」と読むそうな。
これ、ステキなフォントだとは思うのですが、あまり使わないですよね。
そこで、よく登場するフォント(ArialとかTimes New Romanとか)を即座に設定できるよう、新しいフォントのパターンをいくつか作成しておくわけです。

【新しいテーマのフォントパターンを作成する】

1)リボンから[デザイン]タブ→[フォント]を選択

2)最下段にある[新しいテーマのフォントパターンの作成]をクリック

3)各設定フォントを下記のように設定

見出しのフォント(英数字):Arial Black
本文のフォント(英数字):Arial
見出しのフォント(日本語):HGP創英角ゴシックUB
本文のフォント(日本語):MS Pゴシック


4)名前を「ゴシックモード」にして保存する

英数字の見出しにはぶっといゴシック体の「Arial Black」を設定。
「Arial」は「アリアル」もしくは「エーリアル」と読みます。(「アリエール」はちょっと違うかもしれません)
英数字の本文は見出しと相性の良い「Arial」にします。
日本語の見出しは、これもくっきりと太い「HGP創英角ゴシックUB」を設定。
本文はポピュラーな書体である「MS Pゴシック」に。
ちなみに、「MS Pゴシック」の「P」は「プロモーショナルフォント」を意味し、字間(文字幅)が最適になるようデザインされています。

■ゴシックモード
$パワポ部-ゴシックモード

ついでに「明朝モード」もつくっておきましょう。
方法はゴシックモードと同じ。
設定するフォントは下記のとおりです。

見出しのフォント(英数字):Times New Roman
本文のフォント(英数字):Times New Roman
見出しのフォント(日本語):HGP明朝B
本文のフォント(日本語):MS P明朝


■明朝モード
$パワポ部-明朝モード

作成したフォントは、リボンの[デザイン]タブ→[フォント]から選択すれば適用できます。
他にもいろんなパターンをつくっておいてもいいですね。