いつも来ていただきありがとうございます。直です。
これまで、ピッキングについては、強く弾いて練習しましょう、とお伝えしてきました。教則本のほとんどは、力をいれずに弾くことを紹介しています。この違いはなんでしょう?
このブログで、私が力強く弾く、といっているのは、あくまでも腕の振り、ストロークの話です。指先まで全力で力を入れなさい、といっているのではありあせん。ピックは柔らかく握ります。落としてもいいくらいな感覚で握ります。
そして、腕は思い切って振りましょう。思い切って振る中で、ピックで弦を捉えます。ピックを力いっぱい握っていると、弦に引っかかってスムーズに弾けません。あくまでもピックは柔らかく、ストロークは力強く、が基本です。
教則本に載っている「脱力」とは、力みを抜きましょう、という意味です。力んで手首や指先まで力を入れて弾くと、上手くストロークできず、ぎこちない演奏になります。手先は柔らかく、ストロークは強く弾く練習をしましょう。
私が教えている方の一人に、「自宅がアパートなので、思い切って弾けない」という方がいました。毎日練習はしていたのですが、なでるように練習していたので、力強く弾いたほうがよい部分も、なでるようにしか弾けませんでした。力強く弾こうとすると、腕から指先全部に力が入ってしまい、特にアップストロークのときに、ピックが弦に引っかかってしまい、ぎこちない演奏になっていました。
実は私の職場の後輩なのですが、職場にギターを持ってきて、思いっきり弾く練習をするように勧めました。その甲斐あって、今ではずいぶんピッキングも上手くなってきました。
力まずに、手先は柔らかく、ストロークは力強く、練習しよう
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