来ていただきありがとうございます。直です。今回は、空ピッキングについて触れたいと思います。
ギターを始めた頃は、ただただ右手は音を鳴らすだけに終始してしまいますが、その2でも触れたように、右手はリズムを刻む事が重要になってきます。この右手いかんで、ノリが良くなったり悪くなったりします。
その曲のリズムを感じ、右手でリズムを刻むわけですが、リズムを一定に刻むには、「空ピック」が重要な役割を果たします。
「空ピック」というのは、ストロークはしても弦を弾かない、文字通り「から振り」のピッキングの事です。前述したように、右手はリズムを一定に刻まなくてはいけないので、当然アップダウンピッキングのストロークは、一定でなくてはいけません。
下の譜面を見てください。
赤で囲っている部分は、直前の音符からタイでつながっています。アップとダウンを交互に繰り返す中で、赤丸の部分はダウンピッキングです。ダウンピッキングをしますが、弦にピックをあてる事はしません。ですが、リズムを刻むためにストロークは行います。これが「空ピック」です。
文章で表現すると難しいですが、右手を常に同じリズムでストロークしないと、いわゆる「ノリ」が出ません。同じストロークで弾いていないと、聞いていても、演奏していても気持ち悪いです。それが「ノリ」がでていない状態です。
この空ピックを上手く使えると、リズムに切れが出て、「かっこい~!」ってなります。
右手のストロークを矢印であらわしています。赤のところを空ピックで練習してみましょう。
(8ビートです)
|↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ↑| (これを繰り返す)
(イメージ) チャ チャ チャ チャ ~ チャ チャ チャ
(ン)
小節の頭は必ずダウンピッキングになります。何度も弾いて感じを掴みましょう!
右手のリズムは一定に!空ピックを上手く使いこなそう!!
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