パワーコードのコツ その1 |   ~ギター初心者が90日間でプロ並みに弾ける練習法~

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  ギター初心者にとってつまづきやすいポイントを、分かりやすく解説し、あなたのギター上達の手助けを行います。

 ※読者さまよりご希望が多い、パワーコードに関する記事を再度UPします。

 
 いつも来ていただきありがとうございます。直です。


 今回はパワーコードについて、解説していきます。


 パワーコードは、コード構成音の第3音を省略した演奏方法です。より力強い音が出したい時の演奏方法で、主にロックギターで用いられる事が多いです。このパワーコードは、2音と3音で構成されています。太い音がでますので、重厚感がでます。


 このパワーコードは、押さえている2本~3本の弦以外は、音を出さないようにします。だからといって、弾く弦だけをピッキングしようとしても、ミストーンがでてしまいます。音を出す2~3本だけをこわごわピッキングしていても、強い音がだせません。


 ここで大切になってくるのが「消音」です。この消音は、弾き方で違ってきますが、基本的には、押さえている弦以外の音を、左手で音がでないようにします。音を出したくない弦に、意図的に触れておくことで、ミストーンを出さないようにします。


 下の図は、Gのパワーコード(4~6弦を押さえる場合)ですが、人差し指の腹で1~3弦に触れて、音がでないようにしています。6弦を基本とするルートでは、どのポジションでも同じ方法で消音します。


初心者のためのギター上達理論~コツは右手にあり!~


 次は、5弦を基本とするルートでの消音方法です。


 Cのパワーコード(3~5弦を押さえる場合)ですが、1~2弦は、上と同じように人差し指の腹で消音します。上との違いは、6弦です。6弦は、人差し指の先で触れることで、消音しています。


初心者のためのギター上達理論~コツは右手にあり!~


 基本的には上の方法で消音しますが、触れるポジションによっては、ハーモニクス音が出てしまう事もあります。この事については、別の機会で解説します。まずは、上の方法で消音方法を練習しましょう。


 練習の仕方としては、上の押さえ方で全ての弦をストロークしてみてください。どうですか?高音が出たり、和音にならない音がでたりしていませんか?もしでているようなら、指をちょっとずつ動かして、ミストーンが出ないポジションを見つけて下さい。


 このミストーンが出ないポジションを見つけたら、押さえている2本あるいは3本を、力強くピッキングします。繰り返し練習して、ミストーンが出ないポジションを体(指)で憶えましょう。まずは、いつ弾いてもサッとコードを押さえられるように、なりましょう!


 【関連記事】
 【パワーコードのコツ その2】
 【パワーコードのコツ その3】
 【パワーコードのコツ その4】




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