追記あり・「中田ヤスタカの曲から感じるのは、ものすごい反骨精神を感じるんですよ。」by蔦谷好位置
今日は渋谷に立ち寄って帰宅し、Perfumeが出演したSPACE SHOWER TVの「音楽ヒミツ情報機関 MI6」の録画を先ほど観終わった。
有料放送には受益負担の原則があると思っているので、今回はメンバーの画像の即座のキャプチャは避けようと思う。
しかしメンバー出演内容もさることながら、今回の放送内容はMC陣の話のほうが非常に興味深かった。今日のエントリーはむしろそちらのほうを取り上げたいと思う。
ネタバレを気にされる方は、これ以降はご遠慮いただきたい。
MC陣は千原ジュニア氏とSuperflyのプロデュースなどを担当している音楽プロデューサーの蔦谷好位置氏、そしてニコル氏の三人。
まずは序盤の千原ジュニア氏のこのエピソードが・・・・ ファンとしてはそこはかとなく嬉しい。
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「千原: あの・・・ お店に入ったら・・・ PVがちょうど流れたんですよ。Perfumeの。 」
「千原: 気がついたら・・・・ 2時間半ずっと見てたんですよ・・・・。 凄いですね・・・ あのLive。 」
「千原: カラオケか、なんかあるお店だったんですけど、俺ら4~5人で行って、誰一人も歌わず、2時間半ずっと・・・・・。 」
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こういう話はファンとしては本当に嬉しい・・・・ ニンマリしちゃうなぁ・・・(笑顔)
そしてだ。蔦谷氏のこの話が・・・・ 今日のこの番組の見どころはここだろう。
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「千原: 蔦谷さん、Perfumeさんの楽曲はどうなんですか。 」
「蔦谷: Perfumeも含めて彼(中田ヤスタカ氏)の曲から感じるのは、ものすごい "反骨精神" を感じるんですよ。」
「蔦谷: 人と違うことをやろうとしているわけではなくて、『同じことをやったって、誰もオレの音を真似できないだろう!!!』ってぐらいに気合が入っているですよ。」
「千原: そうなんですか・・・(驚いている様子) 」
「蔦谷: 似たようなことをやっているをやっている人は、本当にいっぱいいるんですよ。こういう音楽の。」
「蔦谷: でも、誰も彼と同じサウンドではないんですよ。(他のアーティストは)真似しているんですけど。」
「千原: へぇー!!!!!!!!!!!! 」
「蔦谷: それがやっぱりPerfumeの独自性というのを生んでいるんだと思いますね。ああいうダンスだったりとか、映像も含めて、凄い個性的じゃなんですか。やっぱり彼(中田氏)の "最初に作り出す音" から呼ばれているものもあるんじゃないかと、僕は凄く思いますね。」
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この蔦谷氏の気迫を込めた熱弁に・・・・・
しびれた・・・・・・
鳥肌が・・・・ 立った・・・・・
感動した。しかも本当に的確で妥当な蔦谷氏の分析・・・・・・。
同業者からこのように評価されている・・・・ 中田氏とPerfumeは凄く嬉しいと思うし、オレも嬉しかった。
そして・・・・
shirakataさん・・・・ 嬉しいじゃないですか・・・・・・
shirakataさんの思いを蔦谷氏が代弁してくれましたよ!!!!!
今日は美味しい酒が飲めそうですね!!!!!!!!!
蔦谷さん・・・・・ ありがとう!!!!!
<○追記 : 17日pm20:05>
昨日のこの番組の蔦谷氏の「中田ヤスタカ氏が生み出す "響き" から"反骨精神を感じる" 」という発言から、中田氏が語ったこの言葉を連想した。
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積極的にシンセじゃなければできない機能を盛り込んでいく。生楽器には出せないひずみ、なんだかわからないけど、すごい音が出せる。世界中の音楽ファンがシンセの面白さ、ユニークさを知るようになりました。それでもまだ、打ち込みより生のバンドのほうが「ほんもの」だ、という風潮は残っていました。
コンピュータより生演奏、デジタルよりアナログという雰囲気。まだまだ、打ち込みは主流ではない。
ふーん。
10代の僕は、だからこそ、コンピュータでつくる音楽に興味を覚え、魅力を感じたんですね。
"Changemakers of the year 2012" 受賞メッセージの『シンセサイザーを新しい楽器ととらえよう』より
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繰り返します。
つくりたいものを、つくれるような環境に自分を置く。
実はこれが一番難しいことです。特にプロとしては。
だからこそ、つくっている人が一番頑張るべきところも、ここです。
つくりたいものを、つくれる環境をつくる。
そのうえで、オーダーがあったり、「枠」があったりして、いろいろなかたちで作品を世に出していく。
つくりたい曲をつくる。あとは、どうやったらつくりたくてつくった音楽が、より多くのひとに届く環境を成立させるかを考える。それではじめて、キャッチーになる。アーティストが考えるべきことって、それじゃないのかな?
---------------- 省略 ----------------
正直に、自分がいいと思うものを主張していけばいい。簡単なことでないけれど、その困難を乗り越えて、自分のやりたいことと、相手から求められていることのバランスがとれたとき、ほんとうに新しいものが生まれると思うんです。
だから、これからもアマチュアのように、つくりたいものをつくりたいときにつくっていく。そのうえで、枠にもオーダーにも楽しんで応える。
かっこいい、とたくさんのひとに聴いてもらえる、は、両立する。
僕はそう信じています。
"Changemakers of the year 2012" 受賞メッセージの『つくりたいものを、つくれる環境を、つくる』より
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蔦谷氏は中田氏が生み出す "響き" から"反骨精神とその気骨" を感じ取っている。
そしてこのオレも、上記で中田氏が語っているような"反骨精神とその気骨" を彼が生み出す "その響き" からひしひしと伝わってくるように感じる。それと同時にこのようなことも感じる。
その"気骨" と"反骨精神"は、我々ファンも含めたリスナーやオーディエンスが抱く、"音楽に対する既成概念" に対しても向けられているとオレは感じるのだ。
「売れる音楽って、こんなもの・・・・」
「マニアックな音楽って、こんなもの・・・・・」
「このジャンルの響きは、大抵こういうのもの・・・」
我々リスナーやオーディエンスが抱く、このような既成概念を打ち壊すために中田氏は気合と情熱を込めた響きを紡ぎ出す。
そしてオレ自身が抱く既成概念も打ち砕いてくれる。オレはそれが痛快でたまらない。その気分はまるで、
"完膚なきまで打ちのめされた・・・・ しかし悔しさは生まれない、爽快な敗北感"
そして、これらの響きからインスパイヤーされたPerfume側も、元来から持ち合わせている"反骨精神とその気骨" を作品にぶつける・・・・ オレがPerfumeから目が離せない最大の理由がそれだ。
そしてそのオレも・・・・ オレ自身が抱く"反骨精神とその気骨" をこのBLOGのエントリーに書きなぐっている。
*『Changemakers of the year 2012』の中田氏の受賞メッセージの全文をご覧になりたい方はこちらから
* 中田氏の受賞メッセージを取り上げた過去エントリーの "『正直に、自分がいいと思うものを主張していけばいい。』by中田ヤスタカ@日経ビジネス" をご覧になりたい方はこちらから
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有料放送には受益負担の原則があると思っているので、今回はメンバーの画像の即座のキャプチャは避けようと思う。
しかしメンバー出演内容もさることながら、今回の放送内容はMC陣の話のほうが非常に興味深かった。今日のエントリーはむしろそちらのほうを取り上げたいと思う。
ネタバレを気にされる方は、これ以降はご遠慮いただきたい。
MC陣は千原ジュニア氏とSuperflyのプロデュースなどを担当している音楽プロデューサーの蔦谷好位置氏、そしてニコル氏の三人。
まずは序盤の千原ジュニア氏のこのエピソードが・・・・ ファンとしてはそこはかとなく嬉しい。
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「千原: あの・・・ お店に入ったら・・・ PVがちょうど流れたんですよ。Perfumeの。 」
「千原: 気がついたら・・・・ 2時間半ずっと見てたんですよ・・・・。 凄いですね・・・ あのLive。 」
「千原: カラオケか、なんかあるお店だったんですけど、俺ら4~5人で行って、誰一人も歌わず、2時間半ずっと・・・・・。 」
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こういう話はファンとしては本当に嬉しい・・・・ ニンマリしちゃうなぁ・・・(笑顔)
そしてだ。蔦谷氏のこの話が・・・・ 今日のこの番組の見どころはここだろう。
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「千原: 蔦谷さん、Perfumeさんの楽曲はどうなんですか。 」
「蔦谷: Perfumeも含めて彼(中田ヤスタカ氏)の曲から感じるのは、ものすごい "反骨精神" を感じるんですよ。」
「蔦谷: 人と違うことをやろうとしているわけではなくて、『同じことをやったって、誰もオレの音を真似できないだろう!!!』ってぐらいに気合が入っているですよ。」
「千原: そうなんですか・・・(驚いている様子) 」
「蔦谷: 似たようなことをやっているをやっている人は、本当にいっぱいいるんですよ。こういう音楽の。」
「蔦谷: でも、誰も彼と同じサウンドではないんですよ。(他のアーティストは)真似しているんですけど。」
「千原: へぇー!!!!!!!!!!!! 」
「蔦谷: それがやっぱりPerfumeの独自性というのを生んでいるんだと思いますね。ああいうダンスだったりとか、映像も含めて、凄い個性的じゃなんですか。やっぱり彼(中田氏)の "最初に作り出す音" から呼ばれているものもあるんじゃないかと、僕は凄く思いますね。」
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この蔦谷氏の気迫を込めた熱弁に・・・・・
しびれた・・・・・・
鳥肌が・・・・ 立った・・・・・
感動した。しかも本当に的確で妥当な蔦谷氏の分析・・・・・・。
同業者からこのように評価されている・・・・ 中田氏とPerfumeは凄く嬉しいと思うし、オレも嬉しかった。
そして・・・・
shirakataさん・・・・ 嬉しいじゃないですか・・・・・・
shirakataさんの思いを蔦谷氏が代弁してくれましたよ!!!!!
今日は美味しい酒が飲めそうですね!!!!!!!!!
蔦谷さん・・・・・ ありがとう!!!!!
<○追記 : 17日pm20:05>
昨日のこの番組の蔦谷氏の「中田ヤスタカ氏が生み出す "響き" から"反骨精神を感じる" 」という発言から、中田氏が語ったこの言葉を連想した。
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積極的にシンセじゃなければできない機能を盛り込んでいく。生楽器には出せないひずみ、なんだかわからないけど、すごい音が出せる。世界中の音楽ファンがシンセの面白さ、ユニークさを知るようになりました。それでもまだ、打ち込みより生のバンドのほうが「ほんもの」だ、という風潮は残っていました。
コンピュータより生演奏、デジタルよりアナログという雰囲気。まだまだ、打ち込みは主流ではない。
ふーん。
10代の僕は、だからこそ、コンピュータでつくる音楽に興味を覚え、魅力を感じたんですね。
"Changemakers of the year 2012" 受賞メッセージの『シンセサイザーを新しい楽器ととらえよう』より
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繰り返します。
つくりたいものを、つくれるような環境に自分を置く。
実はこれが一番難しいことです。特にプロとしては。
だからこそ、つくっている人が一番頑張るべきところも、ここです。
つくりたいものを、つくれる環境をつくる。
そのうえで、オーダーがあったり、「枠」があったりして、いろいろなかたちで作品を世に出していく。
つくりたい曲をつくる。あとは、どうやったらつくりたくてつくった音楽が、より多くのひとに届く環境を成立させるかを考える。それではじめて、キャッチーになる。アーティストが考えるべきことって、それじゃないのかな?
---------------- 省略 ----------------
正直に、自分がいいと思うものを主張していけばいい。簡単なことでないけれど、その困難を乗り越えて、自分のやりたいことと、相手から求められていることのバランスがとれたとき、ほんとうに新しいものが生まれると思うんです。
だから、これからもアマチュアのように、つくりたいものをつくりたいときにつくっていく。そのうえで、枠にもオーダーにも楽しんで応える。
かっこいい、とたくさんのひとに聴いてもらえる、は、両立する。
僕はそう信じています。
"Changemakers of the year 2012" 受賞メッセージの『つくりたいものを、つくれる環境を、つくる』より
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蔦谷氏は中田氏が生み出す "響き" から"反骨精神とその気骨" を感じ取っている。
そしてこのオレも、上記で中田氏が語っているような"反骨精神とその気骨" を彼が生み出す "その響き" からひしひしと伝わってくるように感じる。それと同時にこのようなことも感じる。
その"気骨" と"反骨精神"は、我々ファンも含めたリスナーやオーディエンスが抱く、"音楽に対する既成概念" に対しても向けられているとオレは感じるのだ。
「売れる音楽って、こんなもの・・・・」
「マニアックな音楽って、こんなもの・・・・・」
「このジャンルの響きは、大抵こういうのもの・・・」
我々リスナーやオーディエンスが抱く、このような既成概念を打ち壊すために中田氏は気合と情熱を込めた響きを紡ぎ出す。
そしてオレ自身が抱く既成概念も打ち砕いてくれる。オレはそれが痛快でたまらない。その気分はまるで、
"完膚なきまで打ちのめされた・・・・ しかし悔しさは生まれない、爽快な敗北感"
そして、これらの響きからインスパイヤーされたPerfume側も、元来から持ち合わせている"反骨精神とその気骨" を作品にぶつける・・・・ オレがPerfumeから目が離せない最大の理由がそれだ。
そしてそのオレも・・・・ オレ自身が抱く"反骨精神とその気骨" をこのBLOGのエントリーに書きなぐっている。
*『Changemakers of the year 2012』の中田氏の受賞メッセージの全文をご覧になりたい方はこちらから
* 中田氏の受賞メッセージを取り上げた過去エントリーの "『正直に、自分がいいと思うものを主張していけばいい。』by中田ヤスタカ@日経ビジネス" をご覧になりたい方はこちらから
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