補足あり・Perfumeの挑戦・・・ 中田ヤスタカの挑戦・・・ そしてオレの挑戦・・・ ③
中田ヤスタカ氏の制作音源、特にPerfumeの音源の音響的な急速な変貌から、オレはクルマのオーディオシステムを4wayクロスオーバーネットワーク(Crossover network)化することに決めたことをこのシリーズのエントリーで書いた。
そして前回のエントリーではスピーカー・ユニットの選定について取り上げ、採用するユニットが決定した。
さて今回はエンクロージャー、およびチャンバー部の製作過程である。
まず設置場所なのだが、当初は純正のような佇まいである "ストックスタイル" でいこうと気合が入っていた。しかし、なにせシステムの組み合わせの相性や音のつながりが合うかどうかもまだ分からず、採用するスピーカー・ユニットの耐候性も未知数だ。システムとの相性が悪かったり、不具合が発生すれば変更や交換を考えなければならない。
しかし、相性や音のつながりなどは実際に音出しをしてみないとわからないことも多い。
したがって、エンクロージャー、およびチャンバー部を仮設置するようなアプローチで様子見をし、問題が無さそうであれば"ストックスタイル" に変更するという方法にした(途中から面倒くさくなった・・・・ とかはナイショで・笑)。
過去に4wayを組んでいたときはツィーターをAピラーでMidをダッシュボードに埋め込み、Lowは当然フロントドア部にというインストール(Sub-Wは当然ラゲッジ・ルーム)で、それぞれの距離の差や角度の差から位相や反射の問題からか、それぞれのユニットがつながるセッテングに仕上げるまでに相当苦労した覚えがあった。
*過去の4wayに似ているインストール例
せめて、ツィーターとMidを同一面上で、同一角度にしたいと考えていた。そこで最近チラホラと見かけるようになった、ツィーターとMidを同一のバッフルボードにまとめて装着するインストール方法を採用することにした。ちなみにクルマのオーディオのハイエンドブランドの雄である "carrozzeriaX" のデモカーはこのインストール方法を採用している。
"carrozzeriaX" のデモカーの様子。素晴らしいインストールだ
時が経つと、新たなインストール方法が模索され、クルマのオーディオの響きがどんどん進化していくなぁー・・・・ 凄い・・・・・。
ということは、バッフルボードにツィーターとMidのユニットを置くため、その形状は複雑なものになる。
以前のエントリーに頂いたコメントで、ホーム用スピーカーメーカーの"MLC" の渋谷様から「MDFじゃなく広葉樹の無垢材を使ってみて下さい」とのこと。
そうなんですよね・・・・ 過去には樺桜の集成材とかコーリアンボード(人工大理石)を用いてバッフルボードを作っていた。その響きはMDFと比較すると雲泥の差だ。しかし・・・・ 加工性が・・・(苦笑)。
オレは電動工具はジグソーと電動ドリルしか持っていない。ジグソーでの直線切りや円切はかなりいけるほうだが、複雑な形状は自信がない。さらに加工性が悪い素材は・・・・。
まぁ、今回は仮設置みたいなものだから、手始めにMDFでいこうと考えていた。しかし、またまた諸事情により15mmのシナ合板に変更。シナ合板はバリが出やすいから使いたくなかったが・・・・(苦笑)。
それで、バッフルボードの素材が決まってしまえば、製図してひたすら切るだけ(笑)。
ツィーター取り付け用の小さい穴は、電動ドリルに装着したホールソーで開ける。
Midユニットの取り付け穴と、外形はジグソーで手切り(笑)。
![音楽三昧 ・・・ Perfumeとcapsuleの世界](https://stat.ameba.jp/user_images/20120411/12/powerdog/b7/ed/j/o0600044511909755055.jpg?caw=800)
ジグソーでの木材カット中は木屑が飛び散るので、撮影は割愛させていただく(笑)。
完成!!!!!!!!!!!!!
って今回のパーツとは関係ないものも映っているが、ついでに作っておいた(笑)。
仕上がりについては・・・・・ バリも出ているし・・・・・(苦笑)
界隈には彫刻芸術家の方(笑顔)、スピーカー製作のプロの方(笑顔)などなど、プロの木工職人さんがいらっしゃると思うので、この画像を掲載するのはかなり恥ずかしいが、あくまでも素人の趣味の範疇のものだと大目に見ていただければ嬉しい(苦笑)。
ここからヤスリがけ、パテ盛りをして形成していくことにする。
では次回はチャンバー部の製作とパテ盛りについてレポートしたいと思う。
<○補足 : 12日・pm22:15>
「MDF (medium density fiberboard) 」とは・・・・
日本語で言うと"中密度繊維" とも呼ばれている。木材の繊維を原料とする成型板のこと。製造方法は木材チップを煮詰めて繊維を抽出し、接着剤の役割を果す樹脂を加えて板状に熱圧成型する。
その特徴としては高い加工性を持ち、木材で発生するような反りや乾燥割れなども少なく、均一の性質を持つ。そして安価である。
しかし、その一方で水や湿気に弱く、カビなどが発生しやすい。
基本的にホーム用のスピーカーのエンクロージャー(箱)の材料の主流はMDFで占められ、特に大量生産されるスピーカーのエンクロージャーの多くは、バッフル面をシナ合板・側面や後面をMDFで構成している製品が多い。
Spring of Life (初回限定盤)(DVD付)/Perfume
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41J1VlRzwiL._SL160_.jpg)
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STEREO WORXXX(ボーナスディスク付)/capsule
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そして前回のエントリーではスピーカー・ユニットの選定について取り上げ、採用するユニットが決定した。
さて今回はエンクロージャー、およびチャンバー部の製作過程である。
まず設置場所なのだが、当初は純正のような佇まいである "ストックスタイル" でいこうと気合が入っていた。しかし、なにせシステムの組み合わせの相性や音のつながりが合うかどうかもまだ分からず、採用するスピーカー・ユニットの耐候性も未知数だ。システムとの相性が悪かったり、不具合が発生すれば変更や交換を考えなければならない。
しかし、相性や音のつながりなどは実際に音出しをしてみないとわからないことも多い。
したがって、エンクロージャー、およびチャンバー部を仮設置するようなアプローチで様子見をし、問題が無さそうであれば"ストックスタイル" に変更するという方法にした(途中から面倒くさくなった・・・・ とかはナイショで・笑)。
過去に4wayを組んでいたときはツィーターをAピラーでMidをダッシュボードに埋め込み、Lowは当然フロントドア部にというインストール(Sub-Wは当然ラゲッジ・ルーム)で、それぞれの距離の差や角度の差から位相や反射の問題からか、それぞれのユニットがつながるセッテングに仕上げるまでに相当苦労した覚えがあった。
*過去の4wayに似ているインストール例
せめて、ツィーターとMidを同一面上で、同一角度にしたいと考えていた。そこで最近チラホラと見かけるようになった、ツィーターとMidを同一のバッフルボードにまとめて装着するインストール方法を採用することにした。ちなみにクルマのオーディオのハイエンドブランドの雄である "carrozzeriaX" のデモカーはこのインストール方法を採用している。
"carrozzeriaX" のデモカーの様子。素晴らしいインストールだ
時が経つと、新たなインストール方法が模索され、クルマのオーディオの響きがどんどん進化していくなぁー・・・・ 凄い・・・・・。
ということは、バッフルボードにツィーターとMidのユニットを置くため、その形状は複雑なものになる。
以前のエントリーに頂いたコメントで、ホーム用スピーカーメーカーの"MLC" の渋谷様から「MDFじゃなく広葉樹の無垢材を使ってみて下さい」とのこと。
そうなんですよね・・・・ 過去には樺桜の集成材とかコーリアンボード(人工大理石)を用いてバッフルボードを作っていた。その響きはMDFと比較すると雲泥の差だ。しかし・・・・ 加工性が・・・(苦笑)。
オレは電動工具はジグソーと電動ドリルしか持っていない。ジグソーでの直線切りや円切はかなりいけるほうだが、複雑な形状は自信がない。さらに加工性が悪い素材は・・・・。
まぁ、今回は仮設置みたいなものだから、手始めにMDFでいこうと考えていた。しかし、またまた諸事情により15mmのシナ合板に変更。シナ合板はバリが出やすいから使いたくなかったが・・・・(苦笑)。
それで、バッフルボードの素材が決まってしまえば、製図してひたすら切るだけ(笑)。
ツィーター取り付け用の小さい穴は、電動ドリルに装着したホールソーで開ける。
Midユニットの取り付け穴と、外形はジグソーで手切り(笑)。
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完成!!!!!!!!!!!!!
って今回のパーツとは関係ないものも映っているが、ついでに作っておいた(笑)。
仕上がりについては・・・・・ バリも出ているし・・・・・(苦笑)
界隈には彫刻芸術家の方(笑顔)、スピーカー製作のプロの方(笑顔)などなど、プロの木工職人さんがいらっしゃると思うので、この画像を掲載するのはかなり恥ずかしいが、あくまでも素人の趣味の範疇のものだと大目に見ていただければ嬉しい(苦笑)。
ここからヤスリがけ、パテ盛りをして形成していくことにする。
では次回はチャンバー部の製作とパテ盛りについてレポートしたいと思う。
<○補足 : 12日・pm22:15>
「MDF (medium density fiberboard) 」とは・・・・
日本語で言うと"中密度繊維" とも呼ばれている。木材の繊維を原料とする成型板のこと。製造方法は木材チップを煮詰めて繊維を抽出し、接着剤の役割を果す樹脂を加えて板状に熱圧成型する。
その特徴としては高い加工性を持ち、木材で発生するような反りや乾燥割れなども少なく、均一の性質を持つ。そして安価である。
しかし、その一方で水や湿気に弱く、カビなどが発生しやすい。
基本的にホーム用のスピーカーのエンクロージャー(箱)の材料の主流はMDFで占められ、特に大量生産されるスピーカーのエンクロージャーの多くは、バッフル面をシナ合板・側面や後面をMDFで構成している製品が多い。
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