「祖国なき人々」という
カンボジアのドキュメンタリー映画を見て、
いろいろ、考えさせられるものがありました。

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映画に出てくるのは、地雷を踏んで
片足の下半分を失った男の子。

画家であるお父さんは、
ポル・ポト派に、殺されてしまった。

国境を越えることのできなかった
母と妹は、遠く離れた祖国にいる。


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両親が健在で、五体満足でいられること。


衣食住に困らず、いつでも病院に行けること。


日本では、普通にできることが、
どれだけ、恵まれているのかということを、
改めて、再認識させられる機会となりました。。


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会場には、難民キャンプの様子を
撮った写真が、展示してあります。


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現地の子ども達が描いたイラスト。

人が殴られたり、虐殺されたりする絵を
描いている子どもも、結構いたりします。


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これは、カンボジアの遺跡、アンコール・ワット。
(祖国を懐かしんで描かれたものでしょうか)


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カンボジアに絵本を送る活動をしているSVA。

なんで絵本かって?

例えば、1人100円分の食べ物を
難民全員に送ると、7,000万円かかるけど、
食べたら終わり、一瞬でなくなってしまう。

でも、絵本なら、たくさんの人が
継続して、楽しむことができる。


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最初にこんなふうに新品だった絵本。


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1冊の絵本を、10人くらいの子どもが
取り囲んで、読んでいるうちに、
数年で、ボロボロになってしまうほど。。


絵本の読み聞かせをした子ども達が
だんだん、笑顔になってくると、
それを見る大人が、だんだん元気になる。


文化っていうのは、やっぱり、
人の心を、元気にしていくものなのだ☆


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SVAでは、木の大切さを教えるための絵本を
現地の作家と日本人スタッフのコラボで
制作したことも、あるそうです。

教師の数が、絶対的に不足しているカンボジアでは、
理科を教えるのが、結構、大変だとかで…

木が、二酸化炭素を酸素に変えることや、
根を張って、洪水を防いでいることなどを
日本人スタッフが、現地の作家に教えて、
そうして、完成した絵本もあるとのこと。


地球に笑顔のタネをまく。。
…なんて、意義のある活動なんだろうと思う。


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