ブラジルの脅威「クッピン」が我が家に…! | ちょこっとブラジル!{海外駐在生活記}

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ビジネスマンの夫の海外赴任でやってきた南米ブラジル。リオデジャネイロ駐在を経て、現在はサンパウロで暮らしています。地球の反対側から、海外駐在の毎日をちょこっと発信。

今日、これまでずっと恐れていた事態が、ついに起こった。



クッピンの大群が我が家にやってきたのだ!




クッピンとは、ブラジルに生息するアリの一種で、家に巣つかれたら家具といわず壁といわず、家中の木でもなんでも、どんどん食べてスカスカにしてしまうという恐ろしい生き物。


生態はシロアリに似ているみたいだけど、やっかいなことに、大きな羽を持っていて、暖かい季節になると、新しい巣を求めて大群で飛び回る。


そして、めぼしい場所に着陸して恐ろしい巣を作ってしまうのだそう




だから、我が家が“めぼしい場所”にされないように、全力で防御しなくてはならない


*そのため、夏は夕方になったら窓を全部閉め切らなくてはいけない。夕食の準備で火を使う台所は、サウナのようになる。







今日、最初に異変に気付いたのは、夕食の支度をしていた最中。


パタパタと羽を動かして私の体にまとわりつく“奴”が1匹現れた。


入って来た!?

と、リビングに走ると、案の定リビングのライトに3匹“奴ら”が飛び回っている。


殺虫剤を使いたくないので、なんとか例のアルコール(以前にご紹介したときの記事はこちら★) を大量に吹きかけて、3匹とも退治した。






しかし!


ホッとしたのもつかの間、ふと足元をみると、羽の抜けおちた“奴”が1匹ちょこちょこと歩いている。


“奴ら”は、移動を終えると羽を落として、這い始めるのだ。



え?なんでまだいるの?


と急いで退治すると、またしても別のところにちょこちょこと動くものが見える。



濃い木目の床では、“奴ら”茶色い体が保護色で見えにくいのだ。
*しかも、アリとはいっても、胴体がイモムシのようにつながった形をしていて、とても気持ちが悪い。






まさか・・・


と思い、目を凝らして床を見てみると、いるわいるわ、あちこちに這っている“奴ら”を発見。



寒気を感じながら、次から次へと湧いて出てくるように現れるのと格闘していると、ちょうど“奴ら”がベランダの窓枠の隙間から侵入してきているのが見えた。




ベランダか。。。よしっ




日本から持ってきていた『アリの巣コロリ』を取り出し、恐る恐るベランダに出てみた。


いるいる。


通り道になりそうな場所に『アリの巣コロリ』を置いて、急いで部屋に戻った数分後・・・




なんと、パッタリと入ってこなくなった!
即効!


日本のアリとは違うようなので心配ではあったけれど、なんでもいいからひとまず家の外に注意が向いてくれただけで、ひと安心。




はあ~、さっきは悪夢だったなぁ。

明日の朝、『コロリ』のエサが減っているか、見るのが楽しみ♪

(夜は、“奴ら”が群がってる現場なんて、恐ろしくて見られません。)

そしてもう、“奴ら”が巣ごと「コロリ」してますように。








でも、あれ?




よく見ると、『アリの巣コロリ』の裏書には「羽アリ・白アリは誘引しません。」と書いてある・・・。




メーカーさんにも、間違いはありますよね?


例外も、ありますよね?


ね?

(ウソでもいいから、そうだと言ってください!)






我が家が住処にされたかどうかは、これからの経過を見守って判断したいと思います。

( ̄ー ̄;



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