今日、これまでずっと恐れていた事態が、ついに起こった。
クッピンの大群が我が家にやってきたのだ!
クッピンとは、ブラジルに生息するアリの一種で、家に巣つかれたら家具といわず壁といわず、家中の木でもなんでも、どんどん食べてスカスカにしてしまうという恐ろしい生き物。
生態はシロアリに似ているみたいだけど、やっかいなことに、大きな羽を持っていて、暖かい季節になると、新しい巣を求めて大群で飛び回る。
そして、めぼしい場所に着陸して恐ろしい巣を作ってしまうのだそう。
だから、我が家が“めぼしい場所”にされないように、全力で防御しなくてはならない。
*そのため、夏は夕方になったら窓を全部閉め切らなくてはいけない。夕食の準備で火を使う台所は、サウナのようになる。
今日、最初に異変に気付いたのは、夕食の支度をしていた最中。
パタパタと羽を動かして私の体にまとわりつく“奴”が1匹現れた。
入って来た!?
と、リビングに走ると、案の定リビングのライトに3匹の“奴ら”が飛び回っている。
殺虫剤を使いたくないので、なんとか例のアルコール(以前にご紹介したときの記事はこちら★) を大量に吹きかけて、3匹とも退治した。
しかし!
ホッとしたのもつかの間、ふと足元をみると、羽の抜けおちた“奴”が1匹ちょこちょこと歩いている。
“奴ら”は、移動を終えると羽を落として、這い始めるのだ。
え?なんでまだいるの?
と急いで退治すると、またしても別のところにちょこちょこと動くものが見える。
濃い木目の床では、“奴ら”の茶色い体が保護色で見えにくいのだ。
*しかも、アリとはいっても、胴体がイモムシのようにつながった形をしていて、とても気持ちが悪い。
まさか・・・
と思い、目を凝らして床を見てみると、いるわいるわ、あちこちに這っている“奴ら”を発見。
寒気を感じながら、次から次へと湧いて出てくるように現れるのと格闘していると、ちょうど“奴ら”がベランダの窓枠の隙間から侵入してきているのが見えた。
ベランダか。。。よしっ
日本から持ってきていた『アリの巣コロリ』を取り出し、恐る恐るベランダに出てみた。
いるいる。
通り道になりそうな場所に『アリの巣コロリ』を置いて、急いで部屋に戻った数分後・・・
なんと、パッタリと入ってこなくなった!
即効!
日本のアリとは違うようなので心配ではあったけれど、なんでもいいからひとまず家の外に注意が向いてくれただけで、ひと安心。
はあ~、さっきは悪夢だったなぁ。
明日の朝、『コロリ』のエサが減っているか、見るのが楽しみ♪
(夜は、“奴ら”が群がってる現場なんて、恐ろしくて見られません。)
そしてもう、“奴ら”が巣ごと「コロリ」してますように。
でも、あれ?
よく見ると、『アリの巣コロリ』の裏書には「羽アリ・白アリは誘引しません。」と書いてある・・・。
メーカーさんにも、間違いはありますよね?
例外も、ありますよね?
ね?
(ウソでもいいから、そうだと言ってください!)
我が家が住処にされたかどうかは、これからの経過を見守って判断したいと思います。
( ̄ー ̄;

にほんブログ村