腹腔鏡手術(Coelioscopie)の流れ | 南フランス☆bébé待ちJournal

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南フランスにて、不妊治療をスタートしました。
38歳、左卵管閉塞といわれ腹腔鏡によるセリオスコピー実施。
手術をしてみたら実際には両側卵管閉塞&狭窄が発覚、一挙にFIV(体外受精)に進む事に。

腹腔鏡によるオペを9月に受けましたのでその時の流れを。


1週間前:麻酔医(anesthésiste)とアポイント。過去に麻酔で問題が無かったか、健康チェックなどを受ける問診です。

当日:A jeanにて(前日夜から一切の飲食禁止)、朝9時に病院へ。日帰り入院です。

消毒用の洗浄剤を渡されて、病室のシャワールームにて腹部と局部の消毒洗浄を自分で行い、手術着に着替える。

当日はメイクもネイルも禁止、アクセサリー類も一切外す。

小一時間ほどするとストレッチャーにてお迎えが来る。
旦那さんはここで見送ってくれて仕事へ。


今回、オペを行ってくれるドクターも、麻酔医も、看護師も、オール女性のチームでした。
しかも看護師長さん以外はほぼ同年代かなあ。
30~40代て感じで、麻酔をかけるまでの間も色々話しかけてきてくれます。
ニコニコしておでこや頭をなでなでしてくれたり、手を握ってくれたり、なんだか色々褒めてくれたり(謎だけど)、
多分緊張を緩和しようとしてくれているのでしょう。
私が日本人だとわかると、日本の話を聞いて来たりとか。



・・・と、気が付いたらオペ終了後の麻酔後観察室にいた、という訳でした(笑)

あれ?これから麻酔??とか思ったら、もうオペが終了してSalle de reveilleでした。


麻酔がまだ抜けきっていないので、ムクっと無意識に起き上ったら、看護師さんがやってきて、『目が覚めた?もうオペ終わりましたよ。もう少しここで休んでからお部屋に行きましょうね』と声をかけてくれました。

それから個室に移動したのが12時頃。
うとうとと眠ったり起きたりを繰り返して、途中声をかけられてトイレに行くよう促されたのが4時頃。

しかしトイレに行って立ち上がった途端、猛烈な吐き気が・・・。
元々、麻酔にあまり強くないみたいで、歯科医の麻酔でも吐き気や貧血を起こした事があるのです。
そんなわけで、今回も同じ様な症状で、立ち上がると吐き気、という繰り返しでした。

その後、回復食に、紅茶、ビスコット、バターとジャムが出されました。
食べた直後にまた吐き気で全部嘔吐。


夕方夫が病院に迎えに来てくれて、ベッドに寝ている間は平気なのですが動くと気持ちが悪い。
看護師さんからは、『寝ているとずっと調子が戻らないから歩いて』とか言われて、ガンガンベッドを片付けられました(涙)

その後、19時頃病院を出て車で帰宅。
帰宅後はそのままベッドへ。ずっと吐き気が翌日一杯ぐらい続いていました。

その後はすっかり体調も良くなり、傷口もすぐにふさがってくれました。
絆創膏がかゆくなってきたので、けっこう早めにはがしてしまいました。

術後2週間ちょっと経ちますが、かさぶたも取れました。
ただ傷跡は若干色素沈着してのこっています。
おへその部分は目立ちませんが、下着の中に隠れる2か所が茶色くなってしまいました。
普段見えない場所なので、あまり気にしません。

私はフルタイムで仕事をしていますが、今回は金曜日にオペを行って、月、火の2日間をArret maladieで休ませてもらって水曜日から職場復帰しました。
実際には火曜日にも、もう行けそうな感じに元気になっていましたが、一応大事を取って。


手術費用として、1,648Eurosの小切手を病院に渡していますが、Securite Socialにて100%返還されるので、現金化はSecuの払い戻し後にしてくれるのだそうです。
これはとてもありがたいシステムです。