2009/3 脱ステ3ヶ月 入院して取り戻した笑顔 | アトピーと前向きに向き合う

アトピーと前向きに向き合う

脱ステ1年!
そしてもうすぐ出産です!

入院初日。


入院するなんて生まれて初めて。

アトピー入院専用の4人部屋の病室に案内される。


淀川きりスト病院では、アトピーで入院するための4人部屋の病室が男性と女性それぞれ

一部屋ずつある珍しい病院。


病室は、通常の病室は6人部屋だけど、アトピー部屋は4人部屋で空気清浄機が枕元に完備。


その4人部屋には、既に2人が入院していて、私の入院した翌日には4人目の入院患者が

入ってきた。


同室の人はみんなアトピー。

みんなアトピーの辛さを理解してくれる。


いままでアトピーと知られるのが嫌だった。怖かった。

生まれて初めて「私はここではアトピーでいられるんだ。包み隠さず辛さを語れるんだ」と

思うと、すごくリラックスできた。


家の中でさえも、今までマスクなしでは人前に出られなかった。


ここではマスクをしなくて、ぼろぼろの顔であっても構う必要はない。

みんな同じ思いをしている人たち。


入院中は、とにかく楽しかった。

同室の人たちは、みんな同世代で、驚くほど明るかった。

数ヶ月ぶりに腹を抱えて笑った。


みんなでアトピーについて語り合ったり、バカ話したりして毎晩が修学旅行みたいだった。


ここで過ごした1ヶ月間が、のちに周りが驚くほどの改善をみられることになった。