最近のモデルの状況、カメラマンの状況と、「モデル撮影会」について | 「ポートレート スタジオ ファイン」 =「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」

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久しぶりに、ゆっくりと、
モデルやアイドルやレースクイーンやイベントコンパニオンのブログを拝見しました。

世の中全体が不景気ではありますが、
個人差はあるものの、全体的に、
仕事が少ないことが気になります。

大きなイベントのステージモデルを務めるくらいのモデルでも、
ブログの更新がとまっていたり、
誰と会ったとか、今日は何を食べたとか、
プライベートな記事が多く感じられます。

生活のためだと思いますが、
パチンコ屋周りをしている美人コンパニオンもいて、
可愛そうに思います。


私が、モデルのやり方のノウハウを惜しげもなく公開しているのは、
全体として撮影会モデルのレベルが上がってほしいと考えていること、
アマチュア撮影会の経験が次のステップに進むときに役立つであろうこと、
地道に小規模の撮影会を開催すれば、学費や生活費の足しになるであろうと考えたこと、
などによります。

ところが、最近感じることは、老舗撮影会でも無くなったところがある反面、
新しい撮影会が増えて、競争が激化したように思います。
撮影会の料金は、大規模撮影会に比べて、小規模撮影会はかなり高いのですが、
モデル料(モデル事務所)、スタジオ代、撮影会の運営の諸経費を合計すると、
安くできない事情があります。


私がアトリエを手作りで郊外に開設したのは、
ゆっくりと作品作りをする環境を、自分も得たいし、
他のカメラマンにも提供したいためです。

カメラマンが小規模のモデル撮影会の参加したいというニーズは、
この不況の時代でも、かなりあります。
大規模撮影会で、囲みどころか、モデルも見えない状態ではなく、
モデルにポーズや表情を注文して、
目線をもらって撮影したいと、皆願っているでしょう。

大規模撮影会、小規模撮影会、それぞれのメリット、デメリットがあり、
多くのカメラマンは、それを認識した上で、両方を利用したいと、
考えていると思われます。

一眼レフカメラを所有し、
モデルを撮影しようとするカメラマンは、
社会全体から見れば所得が高い方でしょう。

それでも、ごく普通の勤務者の場合、
撮影会の参加費として支出できるのは、
1日に1万円ぐらいではないでしょうか。

一方、モデル代、スタジオ代、撮影会の運営費用を合計すると、
モデル(モデル事務所)次第ですが、
1日にモデル一人につき、数万円がかかります。


私としては、スタジオ代と撮影会運営費を抑えて、
モデルとカメラマンが協同で作品作りができればと考えています。
時間ごとに区切って個人撮影にするか、少人数撮影にするかです。


結論として、
順番に個人撮影ができる、少人数撮影をすることが、
カメラマンにとっても、モデルにとってもいいと思います。


モデルが着替える時間、休憩する時間も必要ですから、
モデルは1名ではなく、2名が同時進行した方が効率的に思います。


モデルとしても、それほどスケジュールが詰まっていないのであれば、
1日あたりの収入を抑えても、撮影会の回数を増やした方が得でしょう。