早茶を堪能した後に向かうはワトソンズ。
行きの飛行機の中で、いきなり乾燥にやられ咳が出続けていた私たち。
mayuさんが空港で買った喉飴もすぐになくなり、補充をすべくワトソンズで物色していると“喉が痛いの?そんな喉飴よりずっと効くものがあるわよ”と、お店の人から声をかけられた。
“風邪じゃないのに咳が出る時にピッタリで、自分はこういうお客様と接する仕事だからすごく重宝”と説明の最中に空咳が止まらなくなり、“そう!そういう咳にとっても効くの”と笑われる。すると突然おじさんが“1つくれ”とにゅっと腕を突き出すではないか。おぬし、聞いてたな。
“どんなものかわからないから、とりあえず1つ”と伝えると、“気に入ったら、また買いに来てね。本当に効くから”と、渡されたのがコレ。
・・・“漢方”という感じでちょっとコワイ。
先に口へ含んだmayuさんが、“あ。コレ、ちょっとダメかもよ”と、危険信号を発してくれる。恐る恐る舐めてみると、確かに苦手な甘草の味はするけれど、これぐらいなら大丈夫そう。
しかも気のせいか舐めていると咳が落ち着いてくる様な。→単純すぎ(笑)
とても気に入ったので、帰る前に買い足し。前日の店員さんはいなかったので、別の人へ“2つください”と言うと、“これ、買三送一よ”と教えてくれる。
確かに昨日も“多く買う方がお得”って言ってたなと4箱購入。
お土産用のエッグタルトも買い、あと少しだけ時間の余裕があるという時に、mayuさんが“ポークチョップバーガー買わなくて良いの?”と囁く。
じゃ、やっぱり買っちゃお~と、澳門茶餐廳へ。
←豬扒包と菠蘿包を購入
有名な蘭芳園のポークチョップバーガーも食べたけど、ハンバーガーバンズみたいなパンが悪いのかイマイチ。
その点、澳門茶餐廳のものはフラスパンの様な硬めのパンがポークチョップとオニオンソテーとぴったり合ってて、シンプルなんだけどすっごく好み。
持ち帰りは初めてだったけど、冷めてもとっても美味しかった~。
楽しかった香港旅行もあっという間に終了。
最後のシメは、空港でのコレ。
1つは白切鶏にするつもりが、なぜか2つとも豚(笑)
でもやっぱり皮つきの豚肉は美味しい。
今回の旅はかなり悔いが残るのよ。
だって、喉が痛くて杏仁露や雪梨汁は飲んでたけど、エッグタルト以外の甘いものには手が出せなかったし、洋服もアクセサリーも買ってない。
“負けた”ってカンジ?
次回は香港島に宿を取る事も視野に入れつつ、こんなに未練の残らない旅にしようと心に強く誓ったのであった。