遅くなりましたが、先日の旅行での母の様子です。
◆スネ毛 再び◆
行きの車の中で、姉が私のブログ(母ネタ)の話を持ち出しました。
姉の友人が、スネ毛の話が面白かったらしいのです。
母が自分のことで笑われてるのに気付いたらしく、
「何?何の話~?」
「ほらさぁ、お母さん、こないだの足の怪我のところの毛の話やん」
「あ~そうそう、この傷のとこに毛生えてな~」
またまた、おもむろにズボンの裾をまくり、運転席の方へ足を投げ出す。
「ほら、見てごらんよ」
もうみんな見てるし知ってるって・・・・・・
だからその話題になってんねんて(笑)
「店のお客さんにも、みんなに見せたってんねん」
ええええ!お客さんにまでも!?
しかも”見せたってねん”って、どんだけ上から目線・・・・・・(笑)
そうして、ブログの話で盛り上がってると、
母が私に向かって真顔で、
「あんた、ブログに私のこと、勝手におもしろおかしく書かんとってくれるか」
しかもちょっと怒った風に。
おもしろおかしくというか・・・・・
そのまんまを書いてるだけなんですけどね・・・・
やはり母は自分の面白さに気付いていないようです(笑)
◆ホテルのロビーにて◆
ホテルのチェックイン待ちで受付にいたときのこと。
すぐ横のロビーに誰も座っていないグランドピアノが置いてありました。
バーンとピアノの低い音が鳴ったので、
バーンとピアノの低い音が鳴ったので、
ピアノの方を見たら、すぐ傍ら (左側の低い音の鍵盤の前)に母が立っていた。
「あかんやんお母さん! 勝手にピアノ弾いたら!」
と、母を叱る私。
何も悪いことしてへんやん、的なポカンとした顔の母。
「お店のやから、勝手に触ったら怒られるで!」
「触ってへんで」
「えーーでも、いま音鳴ってたやん」
「これ、勝手に動くやつやで」
演奏者がいなくても、自動で鍵盤が動くピアノだったのです(笑)
勝手に母だと決め付けた私も悪いけど、
ピアノんとこに立ってた母も紛らわしい・・・・(笑)
その夜、みんなでロビーにお土産物を買いに行ってたときも、
ロビーのピアノの席に勝手に座る母。
(つか、なんでそんなにピアノに興味あるんやろ? 家にもあるのに・・・)
弾くのはダメだけど、座るのはよしだと母なりに自己判断に任せているらしい。。。
(つか、なんでそんなにピアノに興味あるんやろ? 家にもあるのに・・・)
弾くのはダメだけど、座るのはよしだと母なりに自己判断に任せているらしい。。。
この時は自動演奏が流れていたので、無人で鍵盤だけが動いていました。
鍵盤の動きを見て楽しんでいるだけなのかな~と、みんなで母を見ていたら、
なんと母はおもむろに両手を出し、ピアノの鍵盤の動きに合わせて、自分の指を動かしはじめた。
エアピアノしてるぅーーー!!
笑けるぅーーーー!!
(たぶん、みんながみんな思っていたはず・・・)
優雅にピアニスト気分を味わう母。
でも・・・・・
指がぜんぜんついていってない(笑)
頭の動きは左右に振られ、
あとは目で追うので必死な感じ(笑)
髪型は白髪まじりのおばちゃんショートヘア。
服装は浴衣のちゃんちゃんこ。
姿勢は猫背。
優雅でエレガントなピアニストとはかけ離れすぎで・・・・
それでも必死に指を動かす母。
みんなで演奏に没頭する母をながめる。
(まだやってるで・・・・)
(結構長いな・・・・)
(でも、楽しそうやで・・・・)
うちらはそんな母を見て大笑い。
でも、母はいたって真面目で必死なのです。
・・・・そして、またこうやって私がブログでネタにしていることも知らずに・・・・・・・
◆部屋の座椅子◆
ホテルのチェックアウトの際、
母は律儀にもアンケート用紙を記入して フロントへ提出してました。
母は律儀にもアンケート用紙を記入して フロントへ提出してました。
その時、スタッフの人に母は、
「あ~ひとつだけクレームあるわ」
「何かございましたか?」
「部屋にイスがなかったわ」
イス・・・・・あったやん・・・・
というのも、旅館はもちろん和室の畳なので座椅子しかないのですが、
母が座りにくい・・・・といって、外の通路にあった普通の背もたれ付きのイスを、
「これ、持っていってもええかなぁ」
と、部屋に勝手に持ち込もうとしてたらしく・・・・(義理兄談)
義理兄の説得に応じてあきらめ、結局フロントへ電話し、
スタッフの方に普通のイスを部屋に持ってきてもらったようです。
それ、クレームというか・・・・・
むしろ、こっちのわがままに対応いただいてありがとう。のお褒めのパターンちゃうん。。。
ま、普通の椅子も置いてて欲しいという、ただの母の要望ですね(笑)
夜はその椅子に座り、楽そうに落ち着いてくつろぐ母。
でも11時になると、いつものテレビ番組が見たいと、
私達の輪から離れ、その椅子を持って1人で部屋に戻ってしまいました。。。
こんな家族団欒、年に1度あるかないかやのに・・・・・
やはり母はマイペース。
それ、クレームというか・・・・・
むしろ、こっちのわがままに対応いただいてありがとう。のお褒めのパターンちゃうん。。。
ま、普通の椅子も置いてて欲しいという、ただの母の要望ですね(笑)
夜はその椅子に座り、楽そうに落ち着いてくつろぐ母。
でも11時になると、いつものテレビ番組が見たいと、
私達の輪から離れ、その椅子を持って1人で部屋に戻ってしまいました。。。
こんな家族団欒、年に1度あるかないかやのに・・・・・
やはり母はマイペース。
◆翌日のナガシマスパーランド◆
姪っ子がナガシマスパーランドに行ってみたい、という意見もあったのですが、
母が久々に絶叫マシンに乗りたいという希望もあったらしく、ここに決めたんだとか。
確かに、歳をとるとこういうとこに行く機会ってなかなかないけど・・・・・
還暦過ぎて、久しぶりにジェットコースターに乗りたいっていう発想が・・・・なぁ(笑)
ナガシマスパーランドで一番の絶叫系は、”スチールドラゴン”
その日はたまたま風が強くって、
「風の影響で、スチールドラゴンは運行休止するかもしれません」
と受付で入場券を買う時点で言われたので、
動いているうちに先に乗ろう!と、一番初めに行くことになりました。
動いているうちに先に乗ろう!と、一番初めに行くことになりました。
普通は、手始めに軽いのから乗っていって、一番怖いのを後に持ってくるのですが、
しょっぱなからキツイな~~と思いながら、家族全員で並んで乗る。
スチールドラゴンを乗り終わったあと、母は、
「もう乗りたいもん、何にもないわ~」
え!!もう??
まだ1発目やん!
いま来たとこやん!
まだまだこれからやんか!
でも、もうやりきった感でいっぱいな母。。。。
なぜか宙を見てる・・・・・・
達成感満載、もう満足したご様子(笑)
そして、これは私が後から気付いたことなのですが・・・・・
みんなでどれに乗ろうかと、パンフレットを見ていたとき。
乗り物の名前の横に、年齢や身長制限が記載されていたので、
小さい子向けじゃない方が 怖くて面白いのかな~と探していたら・・・・・
最初に乗ったジェットコースターの”スチールドラゴン”の年齢制限、
【 ~ 54歳まで 】
えええええ!!! 54歳まで?!
おかん・・・・・65歳・・・・・
ゆうに10歳近くも年齢制限を越してました(笑)
何も知らないということは、怖いことです。。。
その後 それを気にしてか、
乗り物に乗るたび、 母は年齢制限を確認していたけど・・・・
ナガシマスパーランドの一番の絶叫に乗っておいて・・・・
それ以上怖い乗り物ないやん・・・・
もう気にする必要ないと思うけどな(笑)
意外にも気にしてる母がかわいいと思いました。
以上。
ちょっと長くなってしまいましたが、旅行中の母でした。
なかなかうまく書けなくてごめんなさい。
母のネタ、だんだんとパターン化してきて自分の中でハードルが高くなってます。。。(;´∀`)
おもしろおかしく書くの、伝えるのって本当に難しい。。。。
つたない文章ですが、読んでくださってる方、いつもありがとうございます。
☆おまけ☆
母のたそがれてる写真@琵琶湖