井戸水からセシウム 田村の旧避難準備区域
文科省などは15日、田村市の旧緊急時避難準備区域の681カ所で3月に実施した井戸水など地下水
の放射性物質検査で、1カ所の井戸から1リットル当たり16.6ベクレルの放射性セシウムを検出し、水道水の管理目標値(1リットル当たり10ベクレル)
を上回ったと発表した。
同省などによるとセシウムを検出した井戸は斜面にあり、井戸の周囲に落ち葉などが堆積していたほか、ふたが欠けていたため周囲の水が流れ込んだ可能性が
あるという。5月に同じ井戸の水を測定した結果、不検出だった。政府の原子力災害現地対策本部は「3月の時点では使用していなかったので飲用を差し控える
よう指導していない。現在は不検出で、飲用には問題ないと考える」としている。
また、田村市、川内村の避難指示解除準備区域の計140カ所で4月から5月にかけて行った検査では全地点で不検出だった。
(2012年6月16日 福島民友ニュース)
文科省などは15日、田村市の旧緊急時避難準備区域の681カ所で3月に実施した井戸水など地下水
の放射性物質検査で、1カ所の井戸から1リットル当たり16.6ベクレルの放射性セシウムを検出し、水道水の管理目標値(1リットル当たり10ベクレル)
を上回ったと発表した。
同省などによるとセシウムを検出した井戸は斜面にあり、井戸の周囲に落ち葉などが堆積していたほか、ふたが欠けていたため周囲の水が流れ込んだ可能性が
あるという。5月に同じ井戸の水を測定した結果、不検出だった。政府の原子力災害現地対策本部は「3月の時点では使用していなかったので飲用を差し控える
よう指導していない。現在は不検出で、飲用には問題ないと考える」としている。
また、田村市、川内村の避難指示解除準備区域の計140カ所で4月から5月にかけて行った検査では全地点で不検出だった。
(2012年6月16日 福島民友ニュース)